館内も昔懐かしの温泉宿という感じです。
こちらは玄関入ってすぐのフロントの写真です。
廊下です。
こちらの旅館は、明治・大正・昭和と増築を重ね今の形になっているそうで、迷路みたいな構造になってます。
窓ガラスも昔のもので、外の景色がゆらゆらして見えてステキでした。
フロントすぐ脇の談話室です。
民藝好きとしては、かざっている郷土玩具や、奥のタンスが気になります。
予約時に明治・平成・昭和、どのお部屋がいいか選べたので、昭和の「あやめ」のお部屋を指定して予約しました。
「あやめ」は、円月窓と網代天井がすばらしいお部屋です。
さすが文化財の宿、味がありますねぇ~
素晴らしい網代天井を愛でながら、部屋でお茶とお菓子を食べてごろごろ・・・
幸せ~
お部屋で一休みした後は、お愉しみのお風呂へ向かいます。
三朝温泉は世界屈指の高濃度ラドン泉だそうです。
ラドンが出す微弱な放射線によって体が刺激され、免疫機能が上がるという研究結果もあるそうです。
木屋旅館では貸し切り湯が2つ、大浴場が1つ、合計3つの浴室があります。
どの浴室にも洗い場はあるのですが、シャワーがついているのは大浴場だけなので、最初に大浴場に向かいました。
大浴場もレトロでよきよき
古いんですが、丁寧にお手入れされているのか清潔で快適でした。
浴槽の底のタイルなんて、長年ぴかぴかに磨かれたからか、螺鈿みたいにお湯の中で輝いてました
(画像は公式サイトからお借りしました)
大浴場は軽くつかるだけでさっと上がり、続いては大本命の貸し切り風呂へ。
貸し切り風呂は予約不要で、鍵が開いていればいつでも入れます。
いつもは夫と別々に入浴するんですが、今回は2つしか貸し切り風呂がないし、他の人も入りたいだろうから、二人仲良く(笑)入浴することにしました。
写真は貸し切り風呂の1つ、「楽泉の湯」です。
源泉の真上に造られた足元湧出温泉だそうで、入浴してると、下からポコポコ小さい気泡が上がってきてました。
紙コップが置いてあって、飲泉もできます。
タイルがレトロでめっちゃすてき~
もうひとつの貸し切り風呂、「薬師の湯」です。
大正時代の手彫りで、源泉かけ流しだそうです。
どちらの貸し切り風呂も、温度が高めなので、加水用のホースが設置されてます。
夫は熱いお風呂が好きなので、最初加水しないでドボンしたら、漫画みたいに「あつっ!あっつい!」と、湯船から裸で飛び出して、めっちゃ笑いました
うん十年ぶりに夫とお風呂に入ったのですが、特にトキメキはなく、終始無言で入浴→クールダウンを3セット繰り返して上がりました。
ただの修行だ、コレ
体はぽかぽか、お肌はすべすべでよいお湯でしたよ~
温泉熱を利用した、ラドンオンドルもありました。
こちらは服を着たまま入れるので、私は隙あらばこけでストレッチしたり、ゴロゴロしてました。
床がぽかぽかでめっちゃ気持ちよかった~
湯上がりの休憩室です。
ウォーターサーバーがあるので、いつでもお水がいただけて、便利でした。
まだまだ旅はつづきますが、本日は以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました