ヤブ医者にかかった後も一向に治らず、むしろ違和感は増していき、


痛みというか違和感というか、なんだか手で押さえておきたいような違和感で胸を触っていると、硬さに気づきました。



でもしこりというような丸みはなく、
とにかく石といか、固形ではなく、骨にボコッとしたものが付いているような…



動くようなものではなく、ボコっと小さな山のような石という感じですかね。



両胸同じところを触っても違いを明らかに感じ、なんだか痛い気もしてきて、新しい病院を受診。



そちらの先生は、一見スンっとした人なんですが、
話し方ですぐにいい先生だと気づきました。



症状を話してる時の目線や相槌。



先生が話そうとした時と私が話そうとした時が被った時に絶対に譲ってくれて、まずは話を聞いてくれる姿勢。



全ての感じていることを話し切れる安心感を覚えました。



先生が自らきちんとエコーを手に取りリアルタイムで気になる場所を撮影してくれます。



エコー撮る際は看護師さんがそばにいてくれ、少しでも不安にならないよう、終わればすぐに毛布をかけて胸が必要以上に見えないようにしてくれます。



"しこりがありますね"

"針生検をしましょう"

"麻酔をするので痛みはないですが、大きな音が出ます。このような音です。"


本当にスムーズで、ヤブ医者との違いに驚きました。




麻酔の注射は注射の痛みという感じで、麻酔が入ってくる時変な感じがしましたが、想定内でした。



3回採取するそうで、

1、2の3 ガシャン!

と同時に体もビクッと動き、うっ…😨
となってるわたしに、

痛かったですか?
麻酔足しますね。


ごめんなさいねと謝ってくれました。

普通なら効く量なんだと思いますし、それは仕方ないと思います。



しっかり麻酔を足してもらったあとは痛くなくてびっくり!
でも1回目の痛みでその後も少しジンジンするのは続きました。



痛み止めはもらいましたが使わなかったです。



ただその後1週間くらいは、しこりの痛みもあいまって、石鹸のポンプとかを押す動作や、包丁できる時にはいる力、横向きに寝た時なんかも痛みを感じました。



でも、病院は病院でもこれだけの違いがあるんだなと感じた経験でした。



わたしが1つ目の先生の言葉を信じ切って、つい最近見てもらったし大丈夫だろうとそのままにしていたら、もっと進行していたと思うと、ものすごく怖いことです。



少しでも先生に違和感を感じたら、その自分の心に従ってみることも大切です。



そして、自己紹介にも書きましたが、
結果はグレーゾーン。ですが95%は乳がんでしょう。さらに詳しい検査にかけます。という結果。



そして良性でも、悪性でも手術は必要。
その段階では1.2センチのしこりでした。



部分切除か全摘して再建なのかを考えていく必要がありますと言われ。



その時は胸が少しでも残るなら部分切除がいいと思っていました。



そしてたまたまその先生が形成外科もやっていたため、部分切除してもある程度形も整えるとおっしゃってくれて、心強かったのを覚えています。



この時のわたしの気持ちとしては、この先生にお願いしたいという思いで進んでいました。



そして、話の中でわたしが卵巣の悪性腫瘍で抗がん剤をやってる話になり、



その場合遺伝性変異がある可能性があるから、調べた方がいいということで、
とりあえず部分切除の方向で考えていたので、その先生が非常勤で働かれてる大きめの病院で、遺伝子検査をする流れになりました。









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