おはようございます。キキキです。

 

ChatGPTですっかりおなじみのAI

 

以前、ChatGPTを子どもと遊んでみた記事を書いたのですが、

 

 

今日は私の最近の活用方法についてご紹介しようと思います。

 

それがタイトルの「モヤモヤを掘り下げる」こと。

 

自分のなかでモヤモヤすることがあるけれど、それが何なのかつかめていない、というときはありませんか?

 

このモヤモヤを分析するのにAIが使えるんです。

 

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例えば、私はいま、会社に新人が配属されたので、その育成を任されています。

 

が、新人育成の経験がないために、何だかモヤモヤ・イライラすることが多く。。。

 

ネガティブな感情を持ったままだと、新人との関係にも影響がでそうなのでなんとかしたい、と思ってAIに相談してみることにしました。

 

そのときの相談文がこちらです。

 

あなたは、カウンセラーです。私は新人の育成を担当しています。新人は日々の仕事を頑張ってくれているのですが、私がイライラしたりと情緒不安定になってしまいます。私はもっとどっしりと構えたいのですがどうすればよいでしょうか。

これに対してAIは、

  • 新人の状況と自分の感情を整理してみる
  • 新人とのコミュニケーションを見直す
  • 自分のメンタルヘルスをケアする
  • 周囲に相談する
  • 新人育成の知識を身につける
  • 長期的な視点を持つ
と対策をあげてくれました。
(本当は各項目について詳細な説明もあるのですが、そこは省略しました)
 
この中から、新人の状況と自分の感情を整理してみる、という点が気になったので、AIにここを掘り下げたいと伝えて対話していく。。。
 
すると、どうやら、新人の置かれている環境を羨ましいと嫉妬している節があることが見えてきました。
 
すごい恥ずかしいのですが、仕事をふったときに、新人が「できないかもしれないです」と、不安を正直に口にできることが羨ましかったんです。
 
それだけ自分が日々の仕事にプレッシャーを感じているけれど、口に出せていないのかなと。
 
それで、なぜそんなに仕事にプレッシャーを感じているのかを掘り下げると、仕事に対する自信のなさ、が根底にありました。
 
私は不安からくる働きすぎで鬱になった経緯もあるように、自分がなかなか仕事の成果を肯定的にとらえることができないのですよね。
 
AIはこの考え方のクセに対してもにも、
  • できたことに目を向ける
  • 自分自身を褒める
  • 完璧主義を手放す
  • 小さな目標を設定する
  • 過去の自分を許す
と、解決のアイデアをくれました。
 
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AIはまだまだ回答の正確さは怪しいところがありますが(平気で嘘情報を言ってくる)、考え方の幅をだす・違う視点や考えるきっかけを与る、といったことには使えると感じています。
 
正解のない問題に強い、ということかと。
 
自分で考えを深めようとすると煮詰まることがありますが、AIとなら対話的に進められるので、内省ツールの選択肢としていれるのはありだと思います。
 
デメリットとしては、AIに相談した内容は、AI自身の学習に使われてしまうので、個人情報が入れられないというところでしょうか。
 
どうしても、ある程度は抽象的な内容にとどまりがちになります。
 
ただ、AIは正確性を求められると弱いので、抽象的な内容にとどめたほうが、かえってそれらしい答えを出せるのでは、とも思います。
 
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というわけで、今回は最近のAIの活用方法のご紹介でした。
 
ちなみに、私がいま使用しているAIはGoogle Geminiです。 
 
こちらもChatGPT同様、最新モデルは有料なのですが、無料版ChatGPTではできなかったアオダイショウをきちんと調べてくれたのが選択の理由です(笑)
 
あとは、Geminiのほうがインプットに対する返答がChatGPTより多く、考え方の幅を出すには向いているかと思いました。
 
また、AI(こちらは大体ChatGPTが対象)の書籍は、『ChatGPT時代の文系AI人材』がわかりやすかったです。

 

 

AIによい回答を出してもらうための入力の工夫といった話は初めて知りました。

 

AI系の書籍はどんどん色んなものが出版されているので、選ぶ材料になれば幸いです。