[2020/03/03]更新
おはようございます。キキキです。
昨日、手芸屋さんに行ったところ、ガーゼを探す人が開店直後から途切れることなく訪れていました。
無地のガーゼやゴムは売り切れ。
コロナの影響は町の手芸屋さんにも出ているようです。
突然ぬいぐるみにハサミを入れた長男
さて、昨日のブログ冒頭にも登場したハクリューのぬいぐるみ。
実は、先週末に長男がハサミで耳を切っていました。
本来の姿
ハサミを入れられた後の姿
両耳(羽?)が見事に垂れさがっています。。。
今日は、このハクリューのお話をさせてください。
先週末に起きたこと
それは突然のことでした。
子どもたちはポケモンのぬいぐるみで遊んでいたのですが、長男がハクリューのぬいぐるみの耳を切ると言い出したんです。
長男「ハクリューの耳きりたいの」
私も夫もギョッとしました。
夫「やめなよ。切ったら直らないよ?」
私「それ、買ったばかり※でしょ。もったいない」
※2週間くらい前に買ったばかりなんです。。。
長男「いいの!可愛くなるから切りたいの!」
とにかく可愛くなるから切ると主張する長男。
私も夫も止めてと主張しましたが長男の意思は固く、「いいの!」「ダメ!」と両者の会話は平行線。
最終的には、もう、それだけ言うなら。。。と親が折れました。
そして、冒頭の写真のハクリューが誕生しました。
やっぱり直して。。。その時わかった本当の理由
そして昨日の朝。
これまた突然、長男がハクリューのぬいぐるみを持ってきて
長男「ハクリューの耳、直して欲しいんだけど。。。」
(つい数日前に切っておいて、もう「直したい」なの?)
↑私の心の声
と、呆れつつも、そのうち「直してほしい」と言ってくるだろうなとは思っていました。
予想通りのお願いに、今度は私も落ち着いていたので、改めてぬいぐるみの耳を切った理由を聞いてみました。
すると、
長男「耳を飛ぶときみたいにしたかったの。でも、垂れさがっちゃった」
ポケモンのアニメで、耳を伸ばしてパタパタさせながら空を飛ぶハクリューの話が少し前に放映されていました。
長男はこのハクリューを再現させたかったらしく、耳をぬいぐるみ本体に縫い付けている糸の一部を切ったそう。
しかし、切ってみて出来たのは耳が力なく垂れさがった姿だったので、思ったものと違うと後悔したとのこと。
長男はアニメで観た飛ぶハクリューの姿が「かわいい」と思ったから「ぬいぐるみの耳を切りたい」と思ったのです。
感情的なとき、一呼吸置くことの難しさ
長男の話を聞いて真っ先に思ったことは
ちゃんとした理由があるじゃないか
ということ。
この理由をハサミを入れるときに聞きだせていたら、こちらの反応も変わっていたと思ったのです。
でも、実際はお互い「可愛くなるから切りたい!」「ダメ!」の平行線。
私は「切ってみたいだけなんでしょ」と決めつけていて、感情的にダメと怒っていました。
切りたいと聞いたとき、なんて残酷ことを考えるんだとショックが先行しすぎて、冷静になれなかったんですよね。
あのとき一呼吸でも置くことができれば、もう1歩踏み込んで理由を聞くことができただろうか。。。
子どもとのやりとりって、ときどき自分自身の人間性を試されている気がします。
こんな時は、子どもに対してやさしい気持ちになれる本を読み返そうかな。
ハクリューをお直し
話をぬいぐるみに戻します。
ハクリューの耳は幸い糸が1か所切られているだけのようでした。
同じ部分を再度縫いなおしたら、元に戻ったような感じに。
私「はい!直ったよ」
と、ハクリューを長男に手渡すと、
長男「ありがとう!」
と長男もニコニコとハクリューをなでたり抱きしめたりしていました。
するとハクリューを一通り愛でた長男、妹のほうへ歩いていき、
長男「(妹にハクリューを差し出しながら)はい!直ったよ!」
妹「ありがとー♪」
とハクリューを妹に渡してしまいました。
あ。
そこはまだ、交換したままなんだね(汗