お餅バーには、いろいろな味があります。
その中から今日は「よもぎ」の話。
おもちくらぶでは、お餅バーが生まれるずっと前から、よもぎ大福を作っていました。
当時、一番売れていた商品です。
使っていたのは、(株)上野忠さんの「冷凍かずさきよもぎ」。
このよもぎを使い始めたきっかけは、味の比較をたくさんしたから……ではありません。
当時来ていた営業さんが、よもぎの栽培から加工まで、とにかく熱く語る人だったからです。
会社を継いだばかりだった私は、その熱量にすっかりやられてしまいました(笑)。
そんなある日。
よもぎ大福を作っていて、餅生地に粒々が残ってしまい、売り物にならないことがありました。
捨てるのももったいない。
そこで、お客さんにあげてみたら意外にも好評。
「あれ? 餡がなくてもいいんじゃない?」
そこから、よもぎの餅生地だけを売り始めました。
最初は500gの塊。
それが食べやすさや価格、そして「まん丸」のビジュアルにこだわっていくうちに、150gの「もちだま。」になりました。
よもぎ大福には敵いませんでしたが、これもまあまあ売れました。
特に印象に残っているのが、年配のお客さん。
売り場で「もちだま。」を2個くらい、スッとカゴに入れていく。
よそにないモノ。が普通に買われていく。
こういうのを見るのが、私は好きなんです。
そしてその後、
あずきバーのような見た目から「お餅バー」が誕生します。
味のバリエーションを考えたとき、当然のように、よもぎも仲間入り。
「もちだま。」で好評だった、よもぎたっぷりの生地をそのまま使いました。
だから今もキャッチフレーズは、
「よもぎ好きにはたまらない、よもぎたっぷり。」
