こんにちは!
一昨日D12に無事採卵が終わりました
8:30にクリニックに到着しすぐに排卵してないかのエコーチェック。卵胞があるかどうかの確認だけなので一瞬で終了〜
その場で看護師さんが痛み止めの座薬を入れてくれました!
その後リカバリールームに案内され術着へお着替えし、点滴を刺してもらい、腕には血圧計、胸には脈拍を確認するための吸盤みたいなものを付けられました。
準備が完了するといよいよ採卵室へ
先生が到着すると膣を消毒し静脈麻酔開始。
はらメディカルでは麻酔を入れる前に目を閉じるよう言われたけど、今回は言われなかったのでギリギリまで目を開けてました笑
薬が入ってくると一瞬ツンとした薬っぽい匂いを感じ、視界がグワッと揺れてその後気づいたらリカバリールームのベッドの上でした
はらメディカルの時も今回の亀田IVFでも事前に手術台の上で目が覚めると聞かされていたけど、どちらも気づいたらベッドの上
私は麻酔が効きやすく切れにくいタイプなのかな?
目が覚めるとズーンとお腹が重く痛い感じが
前回のはらメディカルの時よりかは多少マシで我慢できなくはないくらいの痛みだったけど、痛み止めの点滴を入れてもらいました!
痛み止めの点滴が終わると卵巣の腫れを抑える点滴を1時間かけて投与。なので採卵後はゆっくりベッドで休むことができました
採卵から約2時間後、すっかり痛みも治まったところで着替えて待合室へ。
夫とともに川井先生の診察を受けました。
卵巣は多少腫れてるけどHCGも使ってないしこれ以上に腫れることはないだろうとのこと
エコーでチラッと見た時は右卵巣が5cm、左が6cmと出ていました。
それでも念の為OHSS予防としてガニレストを5日分渡されました
ここでまさかの自己注射
ガニレストは排卵抑制の注射ですが、採卵後には卵巣の腫れを抑える薬として使えるんですね
やっと注射終わり〜と思ったのに
卵巣の腫れは早く引いてほしいので頑張ります!
で、採卵の結果ですが、なぜか川井先生が急に神妙な面持ちに…
「…うーん、採れた卵なんですけどね?16個採れました。ただ、半分くらい死んじゃってるんですよね…。」
「え!半分もですか!?」(やっぱり早発LHサージは質悪くするじゃんか〜〜)
「そうなんです。おそらくもちこさんが以前心配されていた早い時期でのLHサージの影響かな…と思います。もちろん100%ではなく全然違う原因の可能性もありますが。」
「そう…ですか…」
「LHサージが起きると卵巣でなにが起きるかといいますと…」
と言いながら精液所見が書かれた紙の裏に絵を書いてくれました。
川井先生の説明では、
LHサージが起きる前の卵子は卵胞の壁にくっついていて、くっついている間は血流を受けている状態。
LHサージが起こると徐々に卵胞の壁から剥がれていき最終的には卵胞液の中に浮いて血流は受けない状態になる。もしかすると今回は早い時期にLHサージが起きたことで長期間卵子が血流を受けられない状態となったため変性卵になってしまったのかもしれない。
ということでした
「もし早発LHサージが原因なら対策は簡単で、次はD5あたりから抑制剤を使用することで解決できます。それにしっかり刺激すれば数も育つことが分かったし、トリガーもブセレリンのみでもそれなりの数の卵子が成熟するタイプであることも分かりました。次回以降はもっともちこさんに合った刺激ができますからね。」
「そう…ですね。」
「今回約半分は変性してましたが、おそらく9個は成熟卵だと思います。9個もありますから成長を見守りましょう。それで受精方法なんですが、ご主人の精液所見はとても良いので全てふりかけでも良いかなと思いますがいかがですか?」
「うーん、体外でも問題なく受精できることはこれまでの治療で分かってはいますが、せっかく数もあるので半分は顕微にして受精率とかその後の成長を比べてみたいです!」
「そうですね、スプリットにすればどちらがより合っているか確認できますからね。若干ふりかけを多くする方がいいかなと思うので5個ふりかけ4個顕微にしましょうか。」
「それでお願いします。Piezo ICSIはできますか?あとPICSIとかも使うか迷ってます。」
※Piezo ICSI : 先が平らな針な微細な振動を加えることで普通の顕微授精より卵子に負荷をかけず受精させられる
※PICSI : ヒアルロン酸を用いて良好な成熟精子を見つけ出す
「顕微は全例Piezoでやってます。PICSIは精液所見も良いし僕は必要ないと思います。後からやっておけばよかったと後悔するならやってもいいかもですが、お金もかかりますしいらないんじゃないかな〜。」
「うちは保険適用前までは全例PICSIつけてたんですね。で、保険になってPICSIが先進医療になったことで私が必要だと判断した方と本人が希望した方だけにPICSIを適用するようになったんです。それで何が分かったかというと、PICSIの有無で成績は全く変わらないということが分かりました。私はお2人にはPICSIは必要ないと思いますが…。」
ここで夫と相談しPICSIはなしにしました。
「凍結基準はどうしたいとかありますか?」
「保険もあと2回だし今回の卵子は質も心配なので良好胚だけ残したいです。」
「わかりました。そしたらうちの良好胚の基準で残しつつ様子を見て必要であればこちらの塩梅で多めに残したりしますね。」
「それでお願いします!」
「それでは来週卵巣の状態確認で来てもらった際に培養結果もお伝えしますね。」
ということで今回の採卵結果は16個採卵でき成熟卵は9個ということでした。
ただ、まだ受精方法を決める前なので確実に成熟卵が9個あるかは分からないんじゃないかな?と思ってます。
そしてやっぱり早発LHサージは質を悪くするんですね
以前杉山で同様に排卵抑制剤前にLHサージが起きた時は、8個採卵、7個成熟卵、6個受精、凍結0でした。
今回も同じようになる気しかしません
先生は次の採卵ではD6からではなくD5から排卵抑制剤を使うと言っていたけど、D5からうっすらのびおりがあったんですよね…さすがにLHサージが起き始めているとは思いもせず排卵検査薬もしてないですが、D5には始まりかけてたのかな…。
なので次は良好胚が凍結できた実績のあるPPOS法での採卵を相談しようと思います!
それにしてもD6でLHサージ始まるってさすがになぜ!?って感じです卵胞も一番大きいので13mmだったのに…。もう自分の体が嫌になります
まだ終わったわけではないけど今回は全滅も覚悟しておこうと思いますでも1年越しに杉山での凍結0の理由が分かって少しスッキリもしました!ずっと私の卵子は質が悪いと思っていたので…。
とりあえず今回の採卵は、どんな結果になっても次に生かせると思うのでまた次の採卵頑張ります!(私よまだ諦めないで〜)