【詩】結末 恋人たちは あくまで映画の中 なにより美しい 結末を迎えた テレビを消すと 午後の陽だまり テーブルのコーヒーが まだすこし残ってる 目隠しのような 今日の扉を開けて 次は明日の扉へと 向かって 歩いて 風が吹く 今という庭に 気まぐれな芽が揺れたら 水をあげよう どんな花実をつけるかは 自分さえ知らない ただ匿うように あたたかな花の色を 未来に描いて