61_知財部の役割について考える(新米時代のエピソード) | 弁理士ブログ~日々知財日和~

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【知財を話そう】
身の回りのビジネスに知財を重ねた内容で、
『読んだら誰かにちょっと話したくなる』をコンセプトに書いています。
★ToreruMedia新米ライター(2021.7~)

 

知財実務をされている皆さん!

エンジニアさん、研究者さん!

 

こんにちは、オモチです。

知財のシゴトシリーズ、書きたいと思います。

 

これは、私が新米のころに

経験したエピソードをきっかけに

得た学びのお話です。

(若干ぼかし入れてます)

 

※あくまでも私の見解に過ぎません。

 

新米のころにぶつかった壁。

それは、[自分(知財担当)の存在意義]

 

自分が担当していた出願の案件で、

特許事務所の先生が明細書を作ってくださっているタイミングで

確認のお電話をよく頂いていました。

自分で即答できず、一度発明者さんへ確認することに

げっ、自分の認識がちょっと違っていた。

確認してよかった!

このループ・・・

 

事務所の先生のように知見、実力もない。

技術は発明者さんに聞いたことを理解するので精一杯。

 

そのまま右から左へ、左から右へ流しているだけの自分の

力と余裕のなさに、自己嫌悪・・・。

 

 

更に別の日、

自分が作成したクレーム案について、事務所の先生からご提案が。

私がイマイチなクレーム案を送ってしまったから・・・と申し訳なさでいっぱい。

そしてなんやこのイエスマンは、と、自分にツッコミ。

 

若手の頃って、こんなこと頻発ですよね。

一日確認の電話してて終わったんじゃないか、なんて日もあった。

 

知財部って、発明者さんと特許事務所の先生の間に入り

橋渡しのような存在に思っていた当時。

そして、橋渡しすらできていなかった当時。

(こんなに立派じゃなくていい。ただ役に立つ存在になりたい)

※企業知財の役割は橋渡しだけではないですけどね。

 

もう少し橋渡しがマシにできるようになってきた2-3年目も、

付加価値をどこにつけられるか?というのは

自身の課題でした。

 

今でも自分自身の役割を考えることがあります。

経験を積むほど、また新しい答えが見つかる。

 

次回、私が見つけた知財部の3つの役割を

書こうと思います。

 

 

 

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企業知財のキャリア

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