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知財実務をされている皆さん!
エンジニアさん、研究者さん!
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こんにちは、オモチです。
知財のシゴトシリーズ、書きたいと思います。
これは、私が新米のころに
経験したエピソードをきっかけに
得た学びのお話です。
(若干ぼかし入れてます)
※あくまでも私の見解に過ぎません。
新米のころにぶつかった壁。
それは、[自分(知財担当)の存在意義]
自分が担当していた出願の案件で、
特許事務所の先生が明細書を作ってくださっているタイミングで
確認のお電話をよく頂いていました。
自分で即答できず、一度発明者さんへ確認することに
げっ、自分の認識がちょっと違っていた。
確認してよかった!
このループ・・・
事務所の先生のように知見、実力もない。
技術は発明者さんに聞いたことを理解するので精一杯。
そのまま右から左へ、左から右へ流しているだけの自分の
力と余裕のなさに、自己嫌悪・・・。
更に別の日、
自分が作成したクレーム案について、事務所の先生からご提案が。
私がイマイチなクレーム案を送ってしまったから・・・と申し訳なさでいっぱい。
そしてなんやこのイエスマンは、と、自分にツッコミ。
若手の頃って、こんなこと頻発ですよね。
一日確認の電話してて終わったんじゃないか、なんて日もあった。
知財部って、発明者さんと特許事務所の先生の間に入り
橋渡しのような存在に思っていた当時。
そして、橋渡しすらできていなかった当時。
(こんなに立派じゃなくていい。ただ役に立つ存在になりたい)
※企業知財の役割は橋渡しだけではないですけどね。
もう少し橋渡しがマシにできるようになってきた2-3年目も、
付加価値をどこにつけられるか?というのは
自身の課題でした。
今でも自分自身の役割を考えることがあります。
経験を積むほど、また新しい答えが見つかる。
次回、私が見つけた知財部の3つの役割を
書こうと思います。
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知財のシゴトシリーズ
omochi