ガッチャマンの続編、ガッチャマンIIに登場する主力大型戦闘機、ポピー製DXポピニカ ニューゴッドフェニックスのジャンク品をリペアしました。

破損していた尾翼の補修、主翼の関節調整、退色や色ハゲ、前の所有者のリペイント等があったために全塗装、メッキパーツにはボーンミラーによるメッキ塗装、シール類の自作、そして搭載する個人メカの自作などが主なリペアです。




ガッチャマン、大鷲の建が乗る小型戦闘機イーグルシャープ。主翼が展開した状態で作りました。
ボディはエポパテブロックからの削り出し、翼はあえて厚くして玩具らしくするために1mm厚プラ板を使っています。




コンドルのジョーが乗る装甲車コンドルアタッカー。ライト部分はシールで処理しています。




白鳥のジュンが乗るオートバイ、オートスワン。前回同様タイヤに仕込んだネオジム磁石でなんとか自立します。




燕の甚平が乗る小型ヘリ、スワローヘリコ。サイズと強度の関係でローター部分は凹モールドで誤魔化しています。





ミミズクの竜の乗る万能戦車、ホーンドタンク。
全マシン車体底にネオジム磁石を入れています。
カラーリングはアニメではなく、ポピニカを参考に塗装しました。




この玩具最大のギミックはこの各マシンの収納にあります。
機首にはイーグルシャープ。ここには各マシンを発射するためのスプリングギミックも備わっています。当時のお子様たちは秒で紛失したことでしょう。

コンドルアタッカーは左主翼、オートスワンは右主翼、スワローヘリコは後部、ホーンドタンクは背中に収納されます。

ほぼ同じギミックを備えたSTDとの最大の違いは、ホーンドタンクの格納場所には押すたびに上下するエレベーターギミックが備わっています。
複雑なギミックではなく、ピンが通る溝を工夫するだけでエレベーターになるアイデアに脱帽しました。

何食ったらこんなこと思いつくんだろう……











ニューゴッドフェニックス。鳥モチーフの科学忍者隊のように、ニューゴッドフェニックスも前回のゴッドフェニックスより生物らしいデザインになっています。
それを快く思わない古参ファンもおいででしょうが、自分はこのヒロイックなデザインとカラーリングが大好きです。






足を立てた降着状態と、折りたたんだ飛行状態。どちらでもコロ走行ができるよう設計されています。
喉元にある膨らみが生物っぽくて最高ですね。




前回リペアしたエーダイのゴッドフェニックスと並べてみました。機体の大きさは違うけど各個人のGメカはあまり差がありません。
それにしても新旧並び立つのは滾りますね。

次回はもちろん三角形のアレです。

《続く》