「いろんな人気のあるお酒を飲んでも美味しいと思った事がなかったので、初めて美味しいと実感出来ました」


あるお客様からの感想です


今は


美味しい=流行る


のではなく


流行っている=美味しい


って方程式もある時代なんです



情報が増える事で、お酒の知識がなくてもその方にとって「美味しい」と感じるお酒に出会える確率はグンっと上がったわけですが

その反面、情報が完璧ではない事によって自分にとって美味しいと感じるお酒に出会えなかった方も大勢いるんです



よくお客様にお話する事ですが

情報は営利企業のマーケティングの手段として利用されている事もある


って事を忘れてはいけません


インターネットが普及した現代、情報が発信しやすく、入手も容易で、今では正しい情報を取捨選択する事が難しくなっています



唎酒師のような専門的な資格を持っていると正しい事を発信しているように見えるかも知れませんが

残念ながらそうとは限らないわけです


自分が信じている情報は本当に正しいものだろうか?


と一度考えなくてはいけないのかもしれません



勿論、僕自身も同じで、情報を集めて自身で体験して、より正確な情報を蓄積する事をひたすら繰り返しています。

科学的根拠に基づいた情報ですら、どんどんアップデートされていくのですから、頭に入れただけで満足してはいけません



なんでもそうですけど、誰かが言ってた話を何処まで信じられるでしょうか?



まず自身で体験して感じて欲しいのです

大切な事は自分の考えって事ですね



世の中にはたくさんの情報がありますが

極めて正確な情報の一部として



日本酒には、世界でも珍しい

お酒単体を温めて飲むという文化があり

そして世界で一番味わいが複雑で、1000種類以上の味覚成分から成るお酒だという事です



だとすれば、僕らが大切にしなきゃならない文化はなんでしょうか


酒を温めるなんて勿体ないですか?


味わいはどんどん日本酒の域にとらわれないものへと変えていくべきですか?


水のような味?

ワインのような味?

フルーツジュースのような味?


お米から造るお酒を原料の異なる飲み物に似せなくても良いのではないですか?


確かに、ニーズは大きく変わりました



日本人は戦後の生活の洋風化に伴って食生活も大きく変わり、食べるものが変われば味覚も変化していきます。

繊細な出汁の旨味を感じる事が難しくなってしまい、刺激の強いものを求める人もいます



だから、求められるお酒も香りが強いものや、甘味が強いお酒など味わいにインパクトのあるお酒が増える事になったのでしょう



ニーズの変化に伴い、お酒も変化した事が良い事か悪い事はさておき



味の濃いものだけを摂取する事は、人間の身体には毒かもしれませんね



少しお話がそれましたが

日本酒への関心がどんどん高まり、溢れる情報の中でどれが自分にとって本当に正しいかどうか…

最後は自分で判断しなくてはなりません



長々と書き綴りましたが



結局の所、僕が発信する情報も全て鵜呑みにしてはいけないって事です 

こんな事を言ったら全部が台無しに見えるかもしれませんね…笑


ただ、一つの世界しか知らずに答えを出す事は勿体ないです


人生100年の時代ですから…


情報は増えていくばかりですけど、本当かどうか出来る限り体験してから答えを見つけてみてはいかがでしょうか…