①からの続きですニコニコ




そんな、運転に慣れていない元彼の運転するレンタカーの助手席で

シガーソケット(今はあまりみないですね 車に付いている、タバコに火を付ける設備です)

タバコに火をつけようとした時、

押し付け過ぎたのかタバコの葉っぱの塊が

シガーソケットにくっついてしまい


「大変大変、燃えちゃうびっくり


と彼に見せようとしました


え?


と彼がこちらを向いた瞬間に

わたしの身体が浮きました


気付いた時には車が歩道に乗り上げていました


彼はすぐに車を降り、車の状態を確認しました

わたしも車を降り周りの確認をしました

たしかタイヤのホイールカバーが外れた程度で済んだような気がします


そして彼が私に言いました


「なんだったの⁉︎一体」


幸い歩道に人もおらず

優しい人が

こういう時はああしたらいいよこうしたらいいよなど

声を掛けてくれました


その時‥‥


「こいつが火がついたとか騒ぎ出して脅したから焦っちゃって」





まず思ったのは

「あなた、わたしを「こいつ」なんて呼ぶキャラじゃないじゃん(仲間内では少し気弱キャラな彼でした)


そして


「そうか。わたしのせいか」



私「‥‥‥。」


彼「もちみ、浮いてたね笑」






今でも思い出します


どうしても急ブレーキになってしまった時

私が大人になってからも

いつもサッと左手を私の前に出す父を


「大丈夫だったか」

「びっくりしたなー」

と声を掛けてくれた父を