今年は仕事はセーブして、少し気持ちにゆとりのある生活をしよう。
と、決めたので、メインで引き受けていた仕事を辞めました。
社長と2人での仕事に、限界がきていたのでホッとしています。それでも辞めるのに一年以上かかりました。
後任が見つかって本当によかった。
2度関わりたくありませんが、今でも時々、あれって…みたいな連絡が後任からあります
でも、私自身が1人でやってきて、気軽に誰かに聞けない、相談できない、そのしんどさがわかるから、今のところまだレスするようにしています。
(社長からくるのはいい加減もう終わりにしてほしいので、先日は電話に出ませんでした。コールバックもせず、メッセージのみでやりとり)
そろそろ完全に離れたいけど…
で、高校受験のサポートといっても、まぁ、やることは限られてるし、あまりそればかりでもよくないなということもあり。
自分のやりたいことにも時間を割こうと思いました。
ずっと続けている読み聞かせの方に、少し力を入れようかな、ということで4月からメンバー増員に向けてもいろいろ活動中です。
先日はみんなで夏休みの図書館蔵書点検をやりました。
今までは単に読み聞かせやお話をしに学校に行くだけでしたが、運営にも少し携わっています。
というか、人数が増えないのでこのままだとはっきりいって活動存続すら危うくなっていく
学校側は、特色のある教育として読み聞かせを推進しているし、この間は区教委が視察にまできた。
それくらい読み聞かせ活動は推されていますが…
人手不足は否めない
なぜか毎年子どもの数が増えて、読みに入るクラス数は増え続けてるし
しかも、、、
ここにも高齢化の波が…
きてます。
もともと在校生保護者が多かった、読み聞かせの会。
いまやすっかり、卒業生保護者9割!!!!
こうなると、さらに在校生保護者が参加しにくくなるという悪循環。
働いてるお母さんが多いからね。。。
参加しにくいっていうこともあるのに加えて、読み聞かせの時間帯が…
昔は『朝』だったのが、今は2時間目の後の長い休み時間になったんです
だから、出勤前に立ち寄って読み聞かせ…という時間帯ではなくなってしまって。
より、参加のハードルが上がっています。
でも、若いお母さんたちにも参加してほしい。
なぜなら…
ベテラン勢は大きな絵本が読みにくくなってくるから老眼で!!
そのため、だんだん絵本の読み聞かせから、お話の語りに移行するのです。
昔は語りなんて無理!と、思ってたけど、老眼の進行により絵本より語り…となる気持ち…わかってきました。
とはいえ、私はまだ持ちネタが3つしかありません。
レパートリーを少しずつ増やしていくのが目標。
今年は2つ新しいお話を覚えます。
まずは、秋に向けて
『三枚のおふだ』
そして、冬に向けて
『ホレおばさん』
なんと、初のグリム童話にチャレンジです!
いやー、グリム。
私にはちょっと敷居が高いけど
頑張ります。
キャラ的に日本の昔話派なんですが
グリムも一応やっておいた方がいいということで。
今年新しいお話を覚えると持ちネタは5つに増える!
語りのお話会プログラムを決めてる中で
「秋冬のお話が多い…」という話題になった時、きてくださっている外部講師の先生が
「そりゃそうよ。だって昔は冬に囲炉裏を囲んで話をしていたんだもの…お話は昔から圧倒的に冬に語られてきたのよ」
と。
そうか…確かに。
雪が降り、外に出られず家の中で過ごす時間の長い冬。
おじいちゃんおばあちゃんが囲炉裏のそばで孫たちに語り継いできたのが昔話。
語る形が変わっても
子どもたちが昔話を聴く
そんな場所は残しておきたいなぁ…と
うっすら思うのです。
なんのために?
それは、豊かな子ども時代のために
子ども時代の楽しい思い出のために
大人になっても「この話聞いた!」って
懐かしく思い出し、その頃の自分を思い出せるように
小学校生活には余白があっていい
勉強だけを頑張るのでなく
クラスのみんなで、同じお話を聴き
笑ったり驚いたり…そんな経験をひとつでも多く残すために、読み聞かせやお話会を残していきたい。
そんなふうに思っています。