附属高校は人気が高い。

ので、説明会、見学会の予約を取るのは結構大変。

申し込み開始と同時にネットで瞬時に予約しないと、あっという間に満席になってしまいますえーん


こぢろ(中3)は、はっきり言って真面目に考えていない。どこの高校がいいの?と、言っても


「共学〜」

「綺麗なとこ〜」

「名前がカッコいいとこ〜」


ナニソレ。


でも、ひとつだけ、不思議と受験したいと言いはる高校があるのです。

とある私立大の附属高校。


家からも1時間以内。

偏差値は55以上60未満という感じで

「頑張ればなんとか手が届きそう」と言った位置にあります。

でも、、、

附属高校に行けば大学には上がれるけど、上がるためには地道に頑張らなければならない。

もちろん生活態度も重要。


フリーダムなこぢろは公立向きだと思うのだけど…


でも、珍しく執着を見せるので、なんとか予約を取りました。

説明会。

夏休み、夏期講習が始まる直前のタイミングだし、この説明会で実際の学校を見てモチベーションも上がるかも!なーんて思っていたところ。


帰宅したこぢろ。突然。


「俺、○日はボランティア行くから!」と。


ボランティア…


ですか…


いや、そのこと自体は悪いことじゃない。

むしろ、是非どうぞ、なんだけど…

例の附属高校の説明会なんだが?

必死に取った。


そのボランティアは、障害を持つ子どもたちが地域の子どもたちと交流を持つための夏祭りのサポート。

内容としては、体験しておくことはかなり貴重な経験になると思うのだけど……


この学校のこの夏の説明会はすでに予約満杯。

取り直しもできない。

しかも、第一希望の学校(現時点)だから絶対に見ておいた方がいい。

けど…


親としては、説明会に行って欲しかったけど

人が集まらず校長先生が困ってたからと聞けば


ダメというわけにもいかず…


私と夫で見に行きましたwww


なんでこの家族、子ども連れてかないで夫婦できてんだろって思っただろうな…

うう。

別の学校の説明会では、母1人や夫婦のみ参加を見かけたけど…この学校は…うちらだけだった!!


しかも、説明会ではワークショップみたいなのやらされて「お子さんと軽く話してみてください」

…すいません、きてません…えーん


ほんとはやっぱり、ボランティア休ませて連れてくるべきだったのかもしれないけど…


反抗期で手を焼いて

ほんとに苦しかったこの、数年。

そんなこぢろが、自らボランティアに行くと言い出すなんて、嬉しかったのです。


実はそのボランティア募集のチラシは見ていました。

でも、どうせ行くわけない…

そう思っていたのです。

だから…


「あのボランティアに参加しようと思ったんだ!!」と嬉しくなっちゃって。


学校説明会は秋にもう一回チャンスはあるだろう。

でも、このボランティアはこの日だけ。

それなら…

中3のこの時期、このタイミングでしか得られない経験もあるかもしれない。

単発のボランティア活動なんて、高校受験には何のアピールにもなりません。

だから、受験には何のプラスにもならないけど…


行ってこい!!


と、言いました。


これが吉と出るか凶と出るか…

わかりません。

しかも、たかだか一日くらいのボランティアで何が変わるわけでもなかったw


だけど

それでも

これでよかったと思いたい。


反抗期でどうしようもない息子だけど

心の根っこは真っ当に育っていることを

心の底から祈るばかりです……