こぢろが一年生の頃から
小学校の読み聞かせボランティアを始めました。
学校支援本部に属するチームで
学校の休み時間だけでなく
授業にも入る活動をしていたので
読み聞かせボランティアといっても
毎月一回勉強会があって
そこで、読み聞かせの先生や他の読み手(お母さんたち)さんにも聞いてもらって
初めて子ども達の前でも読める
割としっかりした組織?!で
絵本リストもビシッと決まっていて
最初はなんだか厳しいなぁと思っていたのですが
学校内で全ての子ども達に関わる活動なので
ある意味当然だなと思うようになりました。
新参者のつもりでしたが気づけばこぢろも卒業して
活動歴8年目の中堅クラス?!に
絵本の読み聞かせが中心ですが
授業時間に開催する『おはなし会』では
素話、語り…と言われる、絵本なし口頭でのお話(暗記)が行われます。
10年単位で活動している方々は、持ちネタが10も20も…多い方は50くらいあるのですが…
私は、ここ数年やっと取り組み始めたので持ちネタは3つ。
その最新作wが『かちかち山』です。
読み聞かせを始めた当初は、素話なんて無理だ!と思っていたんですが、年を重ねて老眼気味になってくると…絵本を読むのに文字が見にくいwww
だから素話への移行やむなし!となるのだと最近思い知りました
あー。歳はとりたくない。と、ちょっと思った。
かちかち山。
いろんなパターンの話はあるものの、まぁ、大抵のみなさんご存じだと思います。
ばあさまを殺した狸が、うさぎに敵討ちされる物語です。背中に背負った柴が燃え、火傷したところに唐辛子味噌を塗り込まれ、最後は泥舟に乗せられ溺れて死ぬという。まぁ、因果応報なお話です。
五大日本昔話のひとつ。
(桃太郎、花咲じいさん、猿かに合戦、舌切り雀、かちかち山)
近年、残酷な描写はカットされ、まろやかになっている絵本もあるとか。
しかし。
語りで使うかちかち山は違います。
昔ながらのかちかち山。
手加減なし。
↑こちらに収録されている『かちかち山』
東京子ども図書館編纂の、語りのための本
おはなしのろうそく。から覚えます。
大体12分くらいのお話です。
今回お話を頭に叩き込むのに約3週間。
叩き込んでから、微調整するのに1週間。
そんな感じでなんとか覚えます。
私の持ちネタは
グリム童話の『ついでにペロリ』
アイヌの昔話『クナウとひばり』
そして、この『かちかち山』ですが…
私、日本昔話が語りやすいかも?という気持ちになってきました。
ベテランの語り手さんは、みんな得意分野を持っています。
私は…
日本昔話BBAになろうかな?