この時期は多くの学校で来年度のPTA役員を選出する時期ではないでしょうか。
我が校も御多分に洩れず、役員選出がありました。
うちの学校のPTA役員定員は8名。
私を含む今年度役員の留任は0なので、8名の選出が必要です。
実は、学校側からは来年度も会長として残って欲しいと言われたりもしたのですが…(それはそれで嬉しかった)
来年はこぢろも受験。
いよいよもってよそ様の子どもたちのことを考えるより、我が子…だし。
今年、うまくやれたのは一緒に活動するメンバーのおかげ。
このまま全員留任ならやってもいいけど、さすがにそうはいかない
卒業しちゃうメンバーもいるし。
だから、今年以上にうまくやれる自信がない。
さらに、現在PTAの委員会をやってくれている各委員の方々の中から「来年、役員をやってみようかな」という方がちらほらいたのです。
その方々は、実は小学校でも役員を経験していて、私より経験豊富。
そして、私よりも熱量が高いタイプ。
私も、思いはあるけれど、実はそこまで熱量は高くない
本当に『ゆるっと楽しく』やれたらいいタイプ。
理想も高くないのです。
なので、私が留任してそのメンバーと一緒にやっても、今年ほどうまくいかないことが、割と簡単に予想できました。
その方々には割と早い段階で私は留任の意思はないので、もし、来期立候補するなら、みなさんのやりやすい方にお声掛けして、やりやすいように進めてほしい…と、伝えておいたんです。
実際問題。
今年は、8名全員入れ替えで、一新されたので
「去年は…」とか「以前は…」とか言う人がいなくて、「私たちは」「今どうすべきか」という視点で常に話ができた。
すごくやりやすかった。
私たちが思うようにやれたなって思います。
だから、下手に経験者が残るとお互いやりにくくなるだろうとも思いました。
特に、立候補したのはやる気のある人だから。
やる気がある人は、それに賛同する人を集めて一緒にやった方がよい、と、思ったんです。
ただ、その人たちも、今年度の私たちを見て「こんな感じなら、やってみてもいいかな」と思ってくれたそう
そうやって次に繋げることができた。
正直、それだけで私たちがやった価値はあるな、って思えました。
お通夜のような。
地獄のような。
役員選出の会議を、今年は避けることができた。
やってみてもいいな、と、思う人が立候補してくれた。
それだけで、私がやりたかったことは達成されました
大きな改革は一切していません。
ぶっちゃけ。
そのあたりは前年度までの役員さんたちがやっておいてくださり、すでにかなりスリム化効率化されていたからです。
委員会を減らしたり、規約を見直したり、改革ぽいことを提案したりは一切してません
私が今年の活動で心掛けていたことはたった一つ。
関わる人たちと(学校、支援本部、学校運営協議会、そしてPTA会員)対立しない。
ということでした。
気持ち良い関係を作ることにだけ、注意を払いました。
もちろん、言うべきことはいう。
言いなりになるわけではない。
でも、お互いの立場を尊重し、出来るだけ気持ちよく出来ることをやる…
それだけをやりました。
ことさらに、PTA活動の負担を減らしましょう!とも言わなかった。
むしろ、今年の委員さんで何か新しいことをやりたいと思えば、予算をつけます、やってくださいと言ったくらいです
そこにいる人が、やりたいと思えばやればいいし、やりたくないと思うならやらなきゃいい、と、思っています。
でも、実際、学校の抱える問題に直面すると、PTAとして何か協力が必要なのではないか?出来ることがあるんじゃないか?と、思うことの方が多く…
それが生徒のためになる、と、思えたから、実は、こんなことやりたいという提案が出てきてもおかしくないと思ったんです。
不必要なことはもちろん止めるべきだし、スリム化するのはいいと思いますが、スリム化することが目的みたいになるのは意味がないと思っていて。
だって、その結果何もやらないなら、そもそもPTA自体を解体すべきだし。
でも、私は、PTAという組織はうまく活用すれば、実はその活動には意味があると思うようになりました。
だから、PTAなんて意味ないじゃん!と、思われないようにするにはどうしたらいいかと考えています。
もちろん、保護者、先生、生徒、それぞれの視点から見て誰にとってもプラスにならないようなことはやめるべきですけどね!!
残り5ヶ月の任期中に、あと少し意味があると思える動きができたならぁーと思ってます!