この真冬の肝試し企画、発案から実現まで本当に一年かかってしまった💦
去年、小学校生活最後の一年だったこぢろ達。
いろんなものが縮小されて…ショボーン
できる範囲でなんとか楽しめることはないか?
たまたま、PTAの委員会を引き受けていた私が
親子レクリエーションをやるにあたって
せっかくやるなら、と、あれこれみんなで知恵を絞って打ち出した企画
それが『学校の肝試し』
それなりのハードルはありました。
学校側に実施許可をもらう条件として
*コロナで中止になった宿泊研修の代替イベントとしてなら許可する
*使用する範囲をある程度制限
*感染症予防対策をしっかり
などがありました。
加えて、現在、先生方は働き方改革ということもあり
時間外労働は極力避けるべきである…ということなのでしょう。
この企画については、当初あまり良い顔をされませんでした💦
(もちろん、企画は親で運営も親で学校を会場として借りるだけで、先生方の参加は強制していません。でも、学校でやるし、子どもたちが参加するので、先生たちにお声掛けしないのも…と、思ってお伝えしたのですが、そうなると担任としては参加せざるを得ないという気持ちになるのでしょうね…💦)
でも、実施できるのは土曜日の午後か日曜日になってしまうので…先生方の勤務時間内ではそもそもできないし💦
勤務時間内=授業時間
↑親主催のイベントは授業時間では出来ない😭
それでもなんとか許可を取付けて実行しようとしたのが今年の2月
しかし、緊急事態宣言の発出により学校施設の外部貸し出し禁止となり中止
次のチャンスとして、7月の開催を学校と交渉
オッケーをもらい再企画するも…
再び緊急事態宣言の発出で中止
ここで、なんかもう…
いいか💦やらなくても?💦
と、心折れかけたんですが、今度は副校長から
「また延期にする?」との言葉
許可を取るのが大変な学校サイドからそんな風に言ってもらえたので、それならやるか!と。
運営メンバーは私を入れて10人
使用するのは学校のワンフロアのみ
ただ、夕暮れの学校を歩く
それだけでも特別なシチュエーションなので
企画実行に当たっては
1.10人で回せる範囲とする
2.先生たちの参加をアテにしない
これを基本方針としました
そのため、人を使った脅かしポイントは最大限に絞り込み、それ以外は
*暗さ
*音や音楽
*映像
*ポスター
*灯り
などを工夫して『歩くだけでも怖い』会場作りに注力
夕暮れの学校に忘れ物を探しにきた女の子が行方不明になった
それから夕暮れになると、忘れ物を探し回す女の子の声が聞こえる
女の子の忘れ物を探そう
と、いうストーリーにそってコースを回ってもらうことで、子どもたちが勝手に想像力を膨らませて怖がってくれるような会場作りをしました。
↑通路の奥にて、問答の後、「わすれもの」を渡してもらうことができます。
↑ガチすぎるみなさん
最終的には、先生方もノリノリで参加してくださいました😆
なんだったんだ、あの最初の乗り気じゃない感は!
ただ、多分先生方の参加ありきで組み立てなかったのが良かったんだと思います。
出来上がった中で、よかったら…みたいな形だったのが参加しやすかったのかも。
先生方を巻き込みながら学校でイベントする難しさを今回実感しました。
卒業生101名に対し、参加者65名
それなりの出席率だったのではないかと
(本当は7割以上行きたかったなぁ)
参加した子どもたちは
ちゃーんと怖がってくれたし
何より、旧友たちとの再会を楽しんでいました
子ども達のために
その言葉が空疎なものにならないように
本当に子ども達のためになること
喜んでもらえること
そんなことをしたかった
それを、母たち10人でやり遂げられたこと
終わった今
燃え尽きていますw