コロナだから仕方ない。

という一言で全て止めること。
それを、英断と捉えるか、思考停止と捉えるのか。
止めてしまえば、安全だから。
誰からも非難されないし。

もちろん『例年通り』は無理。
それは、わかっています。

例年通りは無理。そうしたら
今年は何もかもやめなければいけないのか?

そう考えた時、やれることがあるならやりたい。
そう思いました。

それが、6年生4人だけで行くプチ合宿。

*家族に基礎疾患のある人がいない
*高齢者との同居がない

みんなそうだったので、企画を進められました。
これは、とても幸運なことだったのかもしれません。

コロナ休校明けから子ども達は毎日検温しています。
体調の変化は毎日追える状態でした。

それを、前提に。

*比較的近場(移動2時間以内)
*電車で行ける
*感染対策をしっかりしている
*他の宿泊者との接触が少ない

その条件で、さらに野球の練習ができるようなグラウンドがあるところ。

なかなか難しかったのですが、一つ見つかりました。

そこで、宿泊施設に相談したところ(こちらは都内在住ということもお伝えしました)どうぞいらしてください!というお返事だったので決行しました。

泊まる場所はコテージ。
二棟借りて、子ども棟と大人棟に分けました。
食事は、今の状況から朝食夕食ともにコテージまでお弁当を届けてくれるとのこと。

レストランで大人数で一斉の食事を回避していることもありがたかったです。

プールの利用は宿泊者限定で密にならないよう調整。
更衣室の利用はなし。
コテージで着替えて、水着のままコテージに戻る。

山を切り拓いてできている施設なので、とにかく広々としている。

チェックイン、チェックアウトの手続きは私が代表でしているので、他の宿泊者と一番接触したのが私ですが、子ども達はほぼ接触無しだったと思います。

我ながら、今できる最大限にベストな選択だったのでは?!と(笑)

ただ、山を切り拓いてできているので、施設内の移動が…道の起伏が激しくて…きつい!!

グラウンドまで遠い。
部屋に戻るの遠い。
プールも遠い。

ゴルフ場で乗るようなカートが一台欲しい〜
思いました(笑)

雨が降っていたら大変だったと思います。
お天気に恵まれたのは幸いでした。

もちろん、これを是としない意見もたくさんあると思います。
が、私たちは行けてよかった。
3月からずっとずっとある意味抑え込まれていた子ども達が。
ものすごく嬉しそうに、楽しそうに、大はしゃぎしている姿を見て、母達全員嬉しくて仕方ありませんでした。


贅沢に貸し切ったグラウンド!!


セミの声が聞こえる夏の山


広々としたプール

朝一番で出発し、午前中は練習。
午後はプール。
晩御飯の後は、花火と肝試しをして
夜はみんなで人狼ゲーム。

夢のような一泊二日でした。


肝試しの後↑

母達四人。
去年1年間、野球部の運営役員を務めて、苦楽を共にしてきました。
たった一年ちょっとの付き合いとは思えないくらい仲良くなりました。

そして、みんな割と個性的で好き放題言い合える中なので……気を使わず楽チンです。

たくさんの幸運が重なって実現できたプチ合宿。
そして、その後の子ども達の試合で奇跡が起こったのです!!

続く