10月の終わりにあまりにも早い再発。
年を越せないかもなんて言われたけど、容態は安定して年末年始は一時帰宅もできた。
初詣だって歩いていけた。
入院して、毎日輸血をしていれば、義母は元気でした。
そう、輸血をしていれば…
悪性リンパ腫と、診断された義母ですが、とにかく珍しい症状だぅたようなのですが、溶血が止まらないのです。
ほっとくとあっという間に赤血球が減っていき、ものすごい貧血になってしまうのです。
成分輸血?というのでしょうか。
ピンポイントで赤血球だけを、どんどん輸血すると回復します。
でも、2日、3日するとまた赤血球がどんどん減って顔面蒼白に。
ただ、輸血さえしていれば病室の中を歩き回ったり、会話をしたり、問題なく過ごすことができました。
根本的な治療はできず、対処療法しかできない。
輸血しても輸血しても、よくはならない。
だけど、一定期間は元に戻る。
輸血を止めたら……
死んでしまいます。
とはいえ、今の病院は「治療をするところ」
治療をしない患者は3ヶ月以上はいられません。
輸血は治療ではないと。
でも、輸血しないと死んじゃうの。
自宅に戻って、週に二回通院して輸血?
半日かけて?
それを延々と繰り返すの??
在宅医療で輸血をしてもらう。
それが可能がどうか聞いたところ、なんと可能なところがあると。
ホスピスへの転院より、自宅に帰る。
その方が義母にとってはいいに決まってる。
そうして、在宅医療の準備を整えていったのが1月の終わり。ちょうど一年前のこの時期だったと思います……