1月23日は父の祥月命日。

そして今年は13回忌。

父が亡くなったのはみぞれ混じりの冷たい雨が降る日曜日でした。
その日がそう遠くないことはわかっていた。

でも、まだ少し。もう少し。
生きていてくれると思っていた。

その時私が手がけていた上場業務の結果を見ることもなく。
その後生まれたこぢろのことなんて知る由もなく。

父は逝ってしまった。

「あー…私もおばあちゃんが亡くなった時…」とかいう人がいたけど、正直、そんな話を聞かされても「は?」と思ってた時期がある。

じーちゃんばーちゃんと、親じゃインパクトが違うよ。と。

でも、13回忌を迎える今となっては、何をそんなにカリカリしていたんだろう、という感じ。

感じ方は人それぞれ。
そして、祖母や親を亡くした時の気持ちも人それぞれ。

孝行を、したい時には親はなし。

この思いはきっと一生私の心の中にこびりついて取れない思い。

こぢろの成長を見るにつけ、なぜ、父に孫を見せてあげられなかったのだろう。
この8年間で何回自問自答したかわからない。

それでも。

父は私も愛してくれていたと思うし。
私も父が大好きだった。

癌が進行して行く中で、いつかくるそう遠くない未来の別れが、わかってはいたけれど…
あまりにも早かった。

だから受け入れられなかった。
だからいつまでもぐずぐずと考えても仕方ないことを考えていた。

ただ、その後悔ややるせない気持ちが私を奮い立たせ前を向かせてくれたとも思うのだ。
だからこそ、私はこの先の人生をしっかり生きないと。

死んだ父に顔向けできない。

という気持ち。

とはいえ、いろいろある。
夫との関係や、仕事のこと。子育て。
順風満帆とは言い難い。

だけど。

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晴れ渡った空を見上げて、空から私たちがよく見えているだろうか。

きっと。

きっと見守ってくれているに違いない。
時には苦笑しながら。

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私が行くまで、のんびり待っててね。

お父さん。