前回の「熊本の地震」のつづきになります。
広報誌の取材でわかったことあれこれ。


★なぜ3日間の備えが必要か?

もちろん余裕があれば7日間くらいの備蓄が推奨されますが…一般的に災害時の備蓄はまず3日間と言われますよね。

これ、なんでかというと…

72時間の壁。
が、関係してきます。

災害救助の時、72時間を境に生存率が変わるという話はよく聞きますよね。
そのため、災害発生から72時間は人命救助に全力を注ぐ必要があります。
要は、瓦礫に埋まった人の救出優先です。

被災した人の中にも、助けるべき優先順位があり、その第1位が「人命救助」になるのです。
つまり、軽い怪我、家は被害を受けたけど自分は動ける…という人は72時間は自力で凌げるようにしておこう!というわけです。
それが、瓦礫に埋まった方たちの命を救うことにもつながるのです。

災害の3つの基本は自助、共助、公助といわれます。

自助とは、自分自身で生き延びるための準備のことです。共助は、ご近所や地域の助け合いのことです。公助は公的機関からの支援です。

私も含め、みんな、災害が発生したら公的に期待するのではないでしょうか?
そんなことない?(笑)

実は私はどこかに「なんだかんだ言っても国が助けてくれる」的な発想がありました。
支援物資だってくるだろうし…的な。

でも、それは違うと思い直しました。
災害時、瓦礫に埋まらなかった、大怪我をしなかった場合はまず自分で生き延びる。そうしないと、他の助かる命の救助の邪魔をしてしまうのだということに気づきました。

実際、夫は楽観的です。→まぁ、私もそう思っていた節はある。

「いくらなんでも東京なら1日待てば支援物資が届くだろ?それができないくらい壊滅的なら日本が終わるよ。」

でも、そういう問題ではない。

3日間は自力でなんとかして公的なリソースを全て人命救助に振り分けられるようにする…くらいの気持ちがないと1人でも多くの命を助けられない…ということなんです。

だって、私や夫や…こぢろが埋まるかもしれない!!その時はいち早く助けて欲しいもの…

そのためにもやっぱり3日間の備蓄は必要なんだ…と納得しました。
しかし、備蓄スペースを考えるとなかなか難しい´д` ;

ただいま試行錯誤中です。

特に被災した時、やっぱり乾き物よりは温かいものが欲しくなるという話を聞くと、カセットコンロとカセットボンベは必須かな…特にガス復旧は電気や上下水道に比べて時間がかかるのです。
(阪神淡路震災のデータによる)

あと、情報入手のツールとしてもはやスマホは必須といえます。そうなると電源確保も重要。
ソーラー充電器を買ってみました。
届いたばかりなのでまだテストしてませんが、近いうちに使用感をテストしてみようと思います。

まだまだ九州では地震が続いています。
こんな時、もしこっちでも大地震が起きたら…九州への支援が滞らないためにも、今できることはしないといけないよなぁと思います。

募金は日赤に送りました。

今日も1日、頑張ろう!!