こぢろが通っていた保育園は、卒園しても1年目はなにかとイベントがあります。
それは、ランドセルを背負って訪れる一年生を囲む会だったり、納涼大会だったり、運動会だったり…バザー。
バザーでは卒園生の親が模擬店(喫茶店)をやるのが慣行となっているのです。
基本は親がやりますが、同伴の子どもたちはお店のお手伝いをしてもらいます。
園から予算がつくわけではありません。
自分たちで仕入れて、売り上げから経費を差し引き…利益は園に寄付。
と、いってもどう考えてもたいした利益は出ません。
利益というより、卒園生も模擬店を出すことでバザーの盛り上げに一役買うのが目的らしいので…
じゃあ、メニューは凝らなくていいよね。
と、いうことで例年通り温かい飲み物を売ることに。
コーヒー
紅茶
中国茶
で、小さなお菓子を付けて100円。
食べ物は他の学年も出店するし、売上の食い合いになっても…ということでこんな感じのシンプルなメニューとなりました。
お菓子は、大人向けとしてロータスのカラメルビスケット。
子ども向けには、おせんべいのばかうけを準備。
ちょっとお楽しみ要素も欲しいね~、ということで。
来店した、中学生以下の子どもたちにはカードゲームに参加してもらい当たりが出たらキャンディプレゼント。という企画をやることにしました。
お店の装飾を任されて、なんかテーマが欲しいなぁ…と思い。
最初は、季節ハズレのハロウィン?とも思ったのですが(家にある装飾を使いまわせるしww)それはさすがに時期外れと却下されたので、他の案を。
で、思い出したのです。
おととし、息子たちが年中時代。
お楽しみ会のテーマが11ぴきのねこだったことを。
みんなで、鍋の蓋を探しにいき、ウヒアハを恐れ、ヘンなねことUFOを見送り…夕ご飯には特製メニューでキンメダイのスープやあほうどりのコロッケを食べてきたこと。
先生も子ども達も一緒に、その絵本の世界を存分に堪能していたこと。
11ぴきのねこにしよう。
そう思いました。
子ども達と先生の共通の思い出。
11ぴきのねこをテーマにお店を作ろう。と。
と、いってもそんなに凝ったことができるわけではありません。
折り紙や画用紙。そして夏休みの自由研究の残りの模造紙を使って看板作り。
これはラミネート加工してこようと思います。
たーのーしー。
バザーは15日です。
小学校にあがり、PTAなどもあるし、正直保育園のイベントをまだカバーしなければならないことに若干負担を感じてました。
特にうちの代は、協力的な家が少ない。乗っかるばかりの家が多い。
(習い事が…お出かけが…、今回の呼びかけにもそんな反応が多かったです。それは仕方ないことだと思いつつ…)
でも、やはりやるなら楽しみたい。
何よりも私が楽しみたい(笑)
ていうか、私が楽しいからやってんだなぁと思いました。
子どもたちの「わぁっ!」という驚く顔が見たいから。
先生たちから「なにやってるんですか、ぢろりさん!(笑)」というツッコミが欲しいから。
ついつい、やってしまうんだな…
コーヒー、たくさん売れますように。