保育園を卒園したいまも、任期の関係で夏まで続けている活動があります。
他園の先生や保護者も含めて、子育てや保育について話し合う会です。
毎回、自由参加でいろんな人の参加OKとしてますが、金曜日は悪天候ということもあり、保護者の参加は私と会長。
保育士が5名。というこじんまりした会合でした。
こぢろは久しぶりの保育園にウキウキ。
元担任にも会えるし、会長のお子さん(小学2年生)とも会えるので、この会合を楽しみにしています。
会長のお子さんも小学生だし、こぢろも小学生。
そのため、保育というより幼保小連携の話や、今、多くなってきている発達障害、コミュニケーション障害の話題から始まり、日本社会の在り方へ…
一周回って乳幼児期の周囲の関わりから自己肯定感の重要性…へとたどり着きました。
私は、この熱い話し合いが大好きです(笑)
そして、やっぱり乳幼児期の子どもとの関わりはすごく大切で、親だけではなくたくさんの人たちと関わり、共に育てていくことの大切さを感じます。
子どもは親を選べない。
親だって完璧じゃありません。
だからこと、保育園や幼稚園、地域との関わりは必要だし大切。
特に働いていないお母さんには、地域の中でケア、サポートする仕組みが必要だと思うんです。
3歳児神話がありますが…
3歳までがそんなに重要ならば、逆に3歳前の母子をサポートする仕組み。
密室育児になりがちなこの期間こそ、必要なんでは?!と感じます。
賛否両論ありますが、私はこぢろを7ヶ月から保育園に託してきました。
我が家は一人っ子です。
でも、同時に、0歳クラスから息子以外の10人以上の赤ちゃんを目にしてきて、その成長ぶりを見てきました。
自分以外の大人(ここでは保育士)と息子の成長を見守り、連絡帳を中心に日々息子の変化を見守り見守られ、連携しながら子育てしてきたこと、これはもう間違いないし、私自身、何がちょっと不安に思ったりこれは?と思った時、聞ける相手や話せる相手がいた。なにより頼もしかったのは実はベテランパート保育士さんでした。
↑定年で退職した先生方がパートとして再雇用されていた。
なぜなら、みんなそれなりに子育ての波風を経験し、「なんとかなるわよ。」という言葉の重みが違ったから(笑)
彼女たちはみんな「なんとかしてきて今ここにいる」という人たちだから。
これは、心強かった。
この保育園は創立60年を越え、ずっと地域に根付いてきた大木みたいな保育園。
こういうどっしりした保育園が必要だし、そこが新しくできる保育園も含めてネットワークを作っていく…なんて難しいかな。
なにせ、人手が足りない。
今託されてる子ども達によりよい保育を…で、手一杯なのもわかる。
それでも、一時保育というクラスを設けて地域貢献してるわけだし…
とはいえ、乳幼児期が大切なことは変わりないし、もっともっとこの国が子どもたちを大切に育んでいくために…それがきっと未来の日本を創るから。
できることはないか?と考えています。
自分の子どもはもちろん大事。
でも、だからこそ、自分の子どもに負担をかける世の中にしたくない!!
という気持ちもあります。
できれば、こぢろがお世話になった園に何かしらの形で恩返し、関わっていけたらいいなぁって考えてますが…