昔っからこのブログにお付き合いいただいている方は、この手の話題、何回めでしょうか(笑)
えーと。
夫が転職活動をして早2ヶ月。(またかよ?!)
ついに1社から内定がいただけそうです(涙)
外資系企業を渡り歩くエンジニア。
というと聞こえはいいですが(苦笑)
正直、もう外資系はいい。
疲れました。
でも、もう外資系しか勤められないんだろうな…とも思ってて。
いや、とりあえずどこでもいい。
働いてくれと。
知名度がなくてもいい。
大きくなくてもいい。
普通に働けるところであれば……
今まではやはりキャリアアップ、待遇アップをひたすら目指して転職してきた夫。
また、そうでなければやってこられなかった。→それがないと単なるジョブホッパーだからね(^^;;
某M社や某A社(Appleではない)などの外資の中では有名企業で働いてきました。
でも、それは同時に激務を意味してきた。
ブラック企業、とか、世の中で騒がれてますが…そんじょそこらの日本企業なんか足元にも及ばないブラックっぷりですよ(笑)
でも、それくらい働かないと追いつけない…
みんな働いてます…
IT業界は24時間戦えますか、が、未だに当たり前の世界です。
っていうか、やっぱりどの業界でもみんな厳しいんじゃないのかな…?
ホワイト企業ってなんだろう?と、思うのです。
それなりの報酬、やりがいを求めたら忙しくなることは仕方ないんじゃないかなと思うんです。
ただ、外資系はやはり日本企業に比べて人を大事にしてくれない、っつーか。
ダメな時はバッサリです。
あっけないくらい。
だから、私は常に不安でした。
夫がいつまた転職すると言い出すか。
だから、私は仕事やめられない。
そんな強迫観念じみた思いにも取り憑かれてた。
考えたら不安で不安で…
でも。
今回はそういう不安から解放されてました。
私、フリーランスで今までより明らかに収入激減してるのに(笑)
昔みたいに働けないし、稼ぎもできないのに。
今まで以上にあらゆる条件が悪くなってるのに(笑)
不思議と平気でした。
「なんとかなるでしょ」
と。素直にそう思えたんです。
脳天気だと思うんですが…
不安。
手放したんです。
今までは必死でした。
生活レベル落としたくない。
あれ買いたい、ここ行きたい。
ローンは払い続けなきゃ。
こぢろにお金かかる…うんぬんかんぬん。
やめたんです。それも(笑)
いろんな執着を手放しました。
生活レベル?
落とせばいいじゃん。
ローン?
払えなくなったら手放せばいいじゃん。
東京にいたら暮らせないなら、どこか地方に行くのもありだな、とか考えてました。
今、地方は結構移住者を受け入れる施策を進めてるんですよね!
死ぬことにはならない!(笑)
と、いうか、でも、そんなに生活を変えなくちゃいけないようなことにはならないという予感。
根拠は……ないです(笑)
でも、この事態は起こるべくして起こってる。意味のあることだって考えると、自ずと次に進む時は進むのだろうと。
なぜなら。
家にいるようになった夫は、こぢろと過ごす時間が格段に増えた。
過去一度も行ったことがない、保育園のお迎えに行く時間ができた。
夕ご飯を一緒に食べる時間ができた。
(こちとら飯作りは半端なく大変だが…)
保育園から小学校にフェーズチェンジする今、意外とこれは大切な時間な気がします。
今まで夫はあまりに時間がなさすぎた。
こぢろはパパといられて単純に嬉しそうでした。
入学に向けてちょっと勉強を始めたのも。
自転車に乗れるようになったのも。
二人で映画を見に行けるようになったのも。
全てこの時間があったから。
むしろ、神様からの啓示。
くらいの勢いです。
夫には口うるさく言わないようにしました。
なんでもいい。
どこでもい。
あなたが働きたいと思えて、こぢろに対する責任が果たせる範囲なら。
条件が下がろうがなんだろうが。
でも、私たちは最低あと16年はこぢろを養う必要がある。
それだけ考えて、と。伝えました。
条件はシンプル。
私たちは人の親。
その責任だけは果たさねばならぬ。
前に夫が転職活動してた時はこぢろがちょうど1歳になるかならないか。
修羅場でした(笑)
私は不安の塊。
夫もイライラの塊。
まさに地獄。
今回はそれは避けたいと思ってた(笑)
去年の2月、体調を崩してから出会った
「手放し」
という概念。
特別なことは何もなく。
心の中で思うだけです(笑)
「もう、いらないや。」
と。
そしたら楽になりました。
で、不思議と新しいことが入ってくるんです。
これは、本当に不思議。
今までしがみついてたんだな。って感じました。
そんなこんなで、我が家の冬もそろそろ終わりそうです(*^^*)