久々の更新ですが、昔話です。
ブロ友さんのブログを読んで蓋をしていたものがぱかっと開きました(笑)
2008年が始まったばかりの時、私の妊娠は発覚しました。
それを上司に伝えた時、上司が真っ先に動いたことは…
ある女子社員の退職を止める説得でした。
彼女は、社長のお気に入りで、若くて、そして見た目も綺麗。頭もよくて、女子力をうまく使いながらチヤホヤされる存在でした。
仕事はそつなくこなす。
私とは10歳くらい離れていたので、私は当時「うまいな~(^^;;」と思って見ていたのですが…
私の産休育休中の後釜には彼女を据えたいという会社の意向。
でも、その時彼女は会社辞めます~と言いだしてた時期だったらしいんです。
さしたる理由もなく(笑)
結婚もしたし、もういいや、みたいなノリだったかもしれない。詳細はわかりません。
でも
私が必死でやってきた仕事を、一から立ち上げた仕事を、そんな彼女に任せたいから、彼女に退職しないように説得しろって…(笑)
そりゃねーよ。
そして、私は思ったんです。
「彼女が私の後任になったら…私、復帰したらこの仕事には戻れないな…」
会社にはいろんな事情があるでしょう。
人には好き嫌いもあるでしょう。
一緒に働くならそつない美人が楽しいでしょう。
僻み、嫉妬、妬み…その時の私にはどす黒い感情が止まらないくらい一気に溢れてきました。
会社に向かう電車のホームで泣いたこともありました(笑)
今となっては笑い話だけど…
私は復帰するとき、できれば育休を延長しないかと言われ、しないと言ったら子会社の総務に出向でした。
アルバイトを1人契約終了にするから、その後釜にと。
まさにリーマンショックで何もが変わった時期でした。
(ちなみに。そのアルバイトさんは別の部署に異動になり、私のせいで辞めることにはならなかったけど…異動にはなりました…)
意地もあって、子会社でそれなりにの仕事をして認めてもらうまでに復活できました。
その後親会社から戻らないかというやんわりとした誘いを、今の子会社での仕事をきちんとやるまで戻る気持ちはないと伝えることもできました。
その時の私?
正直にいいます。
「やったぜ」
でした。ついに、親会社から戻らないかと言わせてやったぜ、と思ってました。
でも、なんだか虚しかった。
負の感情で動いてたからなんでしょうね…
でも、あの時はそうでもなければ心が折れてしまいそうだった。
妬み、嫉み、僻み、恨み、なんで私だけが?!みたいな黒い感情を昇華させる方法が見つからなかったんです…
40歳前で何一つ条件を落とすことなく転職したとき、その時も負の感情がありました。
時短の社員に対する会社の評価をなんとか覆したかった。見返してやりたかった。
バカにするなよこのやろう!!という気持ちばかりがはやっていたような気がします…
だから、結局体調を崩して3年弱で退職を余儀なくされる事態になってしまったんでしょうね……
負けるもんか。
という気持ちは、大切だと思っていました。
だけど、そこにはネガティブな思いがどこかにあって…だから私には常に余裕がなかったのかもしれません。
頑張っても頑張っても、どこか虚しく
私は一体何が欲しかったんだろう。
ピリピリして
イライラして
もちろん楽しいこともあったんだけど
虚勢を張って
意地を張って
私の中のエネルギーは空っぽになっていました。
空っぽになってしまうと、立ち直るまでに時間がかかるから。
無理をしないで、と、伝えたいです。
それは逃げることとは違うと思うから。
笑顔でいられること。
それが一番大切だけど、難しいですよね。
でも、それを追求していきたいと、今は思っています。
深呼吸して、流れに任せよう~!!