先日、保育園の保育参加に行きました。
これは毎年恒例の行事。
保育園での生活の様子、我が子の成長振りが目の当たりにできる年に一度のお楽しみです(笑)
朝からお昼ご飯までの約半日を子どもたちと過ごし、最後に先生と面談をして帰ります。子ども達と半日過ごすのはクタクタだけど…楽しくもあります。
去年は甲斐甲斐しく配膳をするこぢろの姿を見て感激したワタクシ。
今年の成長ぶりたるやいかがなものか?と、ワクワクしながら行ったのです。
ですが。
惨敗
な、気持ち。
こぢろの保育園は縦割りクラス。
年長組に当たるこぢろは当然、年中や年少にあたる子ども達の面倒を見るべき立場というか…まぁ、そうあって欲しかったというか…
ザッツ☆フリーダム!!!
あらゆることにマイペース。
公園の行き帰りも、公園で遊んでる時も、常に我が道を行くこぢろ。
みんなが鬼ごっこ、かくれんぼ、大人数でワイワイやってるなかには特に入らずブランコを漕ぎ、どんぐりを拾い(しかも、みんなが盛り上がってる時は拾わず、一段落してから…)
…協 調 性!!!
ちなみに完全に一人のワールドに入ってるかというとそうでもない。
時折友達と話したり、関わったりもしてるんですが…
そして保育園に戻り、着替えをして配膳の時間。
着替えをダラダラして、年中の子から「早く配膳手伝って!!!」と、怒られてる始末。
去年より後退してる
面談前にすでに打ちひしがれた私。
少しでもいいところは?と、思い、お昼寝のお布団敷き当番だというこぢろの様子を見に行きました。
…これだけはまともにやってた…
そして先生との面談。
「どうでしたか?」
「なんか後退してますね…」
苦笑いの先生。
我が子の成長が見たい。
年長さんとしてのしっかりしたところが見たい。
手のかからないいい子に育っていて欲しい。
そんな私の思いは全覆りです。
むしろ、若干手のかかる子どもになってます…
と、嘆いた私に先生の一言。
「保育参加って、確かに子どもの成長を見られる機会でもあるんですけど…僕たちからすると親子関係を見る機会でもあるんですよ。こぢろくんとお母さんはしっかりした親子関係ができてるんだなって思いましたよ?」
どういうこと?!
「子どもによってはいろいろあるんですけど、お母さんやお父さんが来てるから…と、ガチガチに緊張したり、いいところ見せなくちゃって不自然になっちゃう子。お母さんから離れられなくなってべったりになっちゃう子。こぢろくんは、本当にいつも通りのこぢろくんで。お母さんがいてもいなくても、いつものこぢろくんで振る舞えているって、親子関係がしっかりしてるからだと思うんですよ」
全米が泣いた
そんなこと思いもしなかった。
むしろ、私が来てるんだから格好つけてほしかった。お母さんにいいところ見せたいと思って欲しかった。
親を舐めてるのか?とすら、思っていた(笑)
年間24組の親子をもう5年以上見続けてきている先生から見てそうなんだから…きっと、そうなんだ。と、思うことにした。
気づきはいつも人との対話から。
毎日毎日、私の子どもを見守ってくれている先生だからこそ気づくこともある。
たくさんの子ども達、親たちと触れ合ってる先生だからわかることがある。
どれだけの本を読もうと、どれだけたくさん情報をネットで探そうと、それは一般論でしかない。
もちろんそれが全て無駄とも思わない。
でも。
対話から得られるもの。
それは大きい。