疾く過ぎゆくな 春の中の春
とは、あさきゆめみしの一節だったか。

最近、この言葉が思い出されてならない。

保育園の卒園年度を迎え、何もかもが最後かと思うと、切なくてならない。

連絡帳が新しい一冊になれば、これが最後の一冊と涙ぐみ。
プール納めと聞けば、これが最後と涙ぐむ。

歳とったからね。

涙もろいんだよ、何かと。

そして今日。
最後の納涼大会。

毎年何かを売った夏。

0歳クラスではおむすび。
1歳クラスでは飲み物。
2歳クラスではスピードくじ。
幼児クラス一年目は風船つり。
二年目はポップコーン。

そして今年は…わたあめ。

こぢろの通う保育園は社会福祉法人運営の私立認可保育園。
保護者は保育を丸投げできない(笑)

行事のたびに駆り出され。
毎年何かしらの委員を引き受ける必要がある。どの保護者も!→委員会の数が多いから。

最初はカルチャーショックだったけど…今はこれが良かったのだと思える。

園と親が一緒になって取り組む。

そこに、この保育園のよさがある。

先生たちと親の距離が近く、親身になって話しあえる…そこに良さがあった。

この保育園で出会って、多分長く付き合っていけるであろう本音で話せる友人が幾人か。

保育園は多分一番親と子どもと先生たちの距離が近く、一番思い出に残る場所なんじゃないか…と、そんな風に思ったりもする。

息子を安心して任せられる。

だから遠慮なく働けた。

私の仕事を支えてくれた、このあたたかな場所をもうすぐ去らなければならないことに…もう4月から寂しく感じてる。

あと一年くらい通えないかなぁ~

保育園(笑)