体調がこんなふうになって、仕事をしばらく控えることになって、別方向に喜んだ人物がいる。
実母である。
こぢろを連れて平日遊びにきたらいいじゃない!!
…なんか違う…。
平日と言ったって、保育園もあるし生活のペースというものがある。
しかし。
孫が可愛いいのもわかるし、敷地内同居している我が家にくるのも最近は気を使うからか間遠になっている。
家の中の片付けも、半分くらい済んだし、相変わらず夫はプロジェクト対応で朝も夜もない日々。
手伝えることも少ない。→まぁ、仕事だしね…(^^;;
ピリピリしてる夫に、こぢろもちょっと遠慮気味…
いくか。
実家。
て、ことで実家にきた。
まずは父の墓参り。
平成17年建立…もう、そんなに経つんだっけ?
でも、まだ、10年は経ってないんだなぁ…
こぢろが生まれたのは平成20年。
なぜ、もう少し早く生むことができなかったんだろうね。
父の墓参りをしながら毎回思う。
お父さん、ごめん。
と。
そして、父が死ぬ前に私に言った言葉、忘れてないよ。
「お前、○○にやいやい言うな。あいつはちゃんと仕事する奴だから。…言うな?」
*○○には夫の名前が入ります。
忘れてないよ。
守ってるつもり。できるだけ口うるさいことは言わないように心掛けてる。
だからね。
お父さん。
助けてね。
母と一緒にお墓の掃除をしているこぢろの様子を眺めながら、お墓に語りかけた。
私は、母が苦手だった。
父とは「バカ同盟」という同盟を結成して母に立ち向かうのだが、いつも玉砕。
たまに、どちらかが裏切ることもある、どうしようもない同盟だ。
でも、そんな父が好きだった。
仕事人としても尊敬していた。
上場を成し遂げたのも、子どもを産んだのも、父がこの世にいなくなってからだ。
私は…
父に何も見せられなかった。
あら…こんな湿っぽい内容にするつもりじゃなかったのに(^^;;
実家にくれば、父の死を思い出す。
何年経っても、父がいないことに慣れることはない。
いないなぁ…と。
母が死んだら…寂しいだろうなぁと思う。
苦手だけど。
最近めっきり老け込んだ母をみて、親孝行できるのは今のうちなのかなって思うそんな今日この頃です。