みなさま、コメントありがとうございます!!
ご心配かけてすみません。
そしてコメ返し遅れててごめんなさい。取り急ぎ、経過についてお知らせするためにブログ記事更新しますっ


救急車で乗り付けたわけではないので、救急外来には事前に電話が必要でした。その時対応してくれた看護師の言い回しが若干カチンときたのです。
電話でこちらの状況を伝える際に

「痛み?ええと、どこが痛いんですか?」


「えっと・・・どこ?(夫に確認)・・・右わき腹というか、腰の方というか・・・」


「え?どれくらい痛いんですか」


「ど・・・どれくらいって・・・・」


「ご自分でどれくらい痛いかわからないの」

てめぇ、電話で痛みをどうやって伝えろと?!ここらで若干、私もイラっとしたのですが


「ま、とにかくじゃあ、いらしてください。どのくらいで来られます?」

と言われたので、とにかく病院に行くことを優先したのです。

電話の対応から考えて、不安は残りましたがなにせ自宅からも近く、すぐ診てもらえるのです。贅沢はいえません。それに、その病院は


癌でなくなった義父がお世話になった病院(ホスピスあり)

さらに、こぢろの生まれた病院!!

この地域ではそれなりの規模なんです。


タクシーが到着し、病院名を告げると「ご希望の道順はございますか?」と聞く運転手。

いえ、特に・・・最短でお願いしますと伝えたら、こともあろうに

「わたくし、道がよくわかりませんのでナビで調べさせて・・・・・・」


「こちらで指示するとおりにいってください!!!!!」




もだえ苦しんでるのに、ナビに病院名入れて検索って・・・そんなことしてる間に・・・着くわ!!!!!
(うちから病院までは一方通行が多いので車だとかえって遠回りになるのですが、自転車なら10分の距離なんです)
そして病院につき、救急外来。
そこで待っていたのは先ほど電話の応対をしてくれた・・・・看護師。
この人、一言でいって使えないド天然看護師だったのです。


電話では横柄だったくせに、激痛に顔をゆがめてまともに歩けない夫(しかもデブ・・・巨体)を見てびびったのでしょう。態度が豹変しました。というか、目に見えてオロオロし始めました。
あんたがオロオロしてどうする?!

ストレッチャーに寝かされた夫。そのストレッチャーが狭くて小さいこと・・・・
ぎゅうぎゅうのカヌーに詰め込まれているかのようでした。


その身動きもろくにとれないスペースで痛みに苦しむ夫。とにかくじっとしていられないようです。
もっと大きなストレッチャーはないのか?!


ほどなく先生登場。

夫の痛がりようをみて一言。とりあえず痛み止めでボルタレンいれてみようか。座薬。と看護師に指示。そしてこれが効けば、まぁそんなに心配することないとのこと。
看護師、すぐに座薬の準備。ここは問題はなかった。

その後、心電図をとることになった。そこからがひどかった。。。

心電図の機材を持ってきて夫の腕や足首にセットする。
「動かないでくださいね」

ヲイ、無理いうな、である。

でも、夫、割と素直に我慢する。できるだけ動かないように。心電図なんて確かにあっという間だ。しかし、そのわずかな時間でさえじっとしていられないくらいの痛みらしい。

さっさと心電図とってくれと思っていたら

「がびーん(本当にこう言った)記録用紙がきれてる」


あたしはあなたに切れそうですが?


記録用紙がを補充するのにモタモタ。
その時、医師が何かをつぶやいた。
と、同時にスイッチオン! シャーっと用紙が動き計測開始。

先生が一言

「いや、だから用紙が逆だって」

心電図の記録用紙にさかさまに出てくる夫の心電図。

「あらやだ!!どうしたら」

どうしたらじゃねぇ、それはお前の仕事だ!!!!

とにかく心電図とるのに15分以上かかっていたこと間違いなし。さらに、先ほど処置してもらったボルタレン、全く効く様子ナッシング!!

救急外来について1時間。心電図、血液検査、レントゲンどれをみても「これ」という診断がつかず、依然夫は痛みに顔を歪めている。

このレントゲン検査のときも・・・痛みでろくに歩けない夫を、ストレッチャーごとレントゲン室まで運ぶことになった。看護師がストレッチャーを押して行ってくれたのだが、夫、デブなので当然重い。重いは重いけど・・・ストレッチャーの押し方、なんか下手だなぁと思っていた。
そしたら

ゴリッ

「いたぁーーーーい!!!!」

看護師、自分の足をストレッチャーで踏む。

「いたーーーい・・・いたーーーーーーい・・・・」

夫、痛みで苦しい息の下から「・・・だ。だいじょうぶ・・・ですか?」

お前は黙っとれ!!!

内心、ここに来たのは失敗だったかと思い始めた時、先生がより強い痛み止めペンタジンの筋肉注射を決めた。相当痛い注射らしいが、おそらく夫はわけがわからなかったと思う。あっさり注射は終わって、「これが効きはじめたらCTをとります」とのこと。
(CTをとるにはしばらくじっとしている必要があったので痛み止めが効くまで無理と言われた)

それにしても、レントゲンやCTの技師さんも当直してるんだ・・・と思ったらちょっとびっくりした。夜間救急って医師と看護師だけだと思ってました。そういう検査は明日の朝にと言われると思ってたので。

20分ほどしてついに痛み止めが効きはじめたらしく(ここまで約2時間ほど経過)夫がうとうとしだした。
そこでCTを実施。

CTが終わって、先生が画像を見ようとしたらなんと病院のネットワークだかサーバーがダウンしたらしく、画像が見られない!!

おい、いい加減にしろよ

救急外来って・・・こんなにドタバタなの??

散々検査して、診察して、出た結論は「わからない」でした。

いやーこりゃまいったな。わからないって、わからないって・・・何よ!!

いえ、当直の先生が何の専門なのかによることは重々承知。重々承知しております。でもね、頼むから患者とその家族の前で「なんだろうなー」「わからないなー」「わからないですねー」を連発するのはやめてくれ。ほんと。
不安になるから。

でも、レントゲンもCTも、いわゆる影が見えるとかなんか怪しいものが写っているということはないそうだ。つまり癌とか超深刻な病気の予兆は見えない。
でも、相当強い痛み止めを打たないと症状が落ち着かない。

「なんなんだろうねぇ?」

ということらしい。血液検査の結果は白血球が若干増加しているので、体の中で何かしらの炎症は起こっていることは確実だといわれ、最終的にくだされたのは

「このまま入院していってください。経過観察しないとなんともいえません」

実に朝の5時近く。私としては入院でもなんでもいいから何がいけないのか教えてくれという気持ち。『入院』という単語がうとうとしていた夫の耳に届いたらしく、夫、突然弱弱しく

「あ、大丈夫ですから家に帰ります・・・・」

ぷちっ。(ここで私の何かが切れた)

「お ま え が い しゃ か? ああ? 入院だ」

医師と看護師に聞こえないように、しかし確実に夫の耳元でドスの利いた声でお伝えしました。夫、人生初の入院体験。

なお、夫の病名は『肺塞栓症』か『胆石』のどちらかに絞られております。
いまだ確定せず。わーお。この理由はまたあとで。