短期間のうちにまたいろいろありました。

先週は胃をやられました。消化性潰瘍とのこと。
一週間ほど離乳食みたいな食生活。
原因は…ははは。
自分のスペックが低いとは思わない。…思いたくない、が正しい。
でも、やはりベンチャーについていくのは難しいかな…時間に制約がある今の私では…
もう少し試行錯誤してみますが、会社のためにも、自分のためにも、見直す局面がくるのかもしれない。そんな気がしています。

そんな中、自分を取り戻すために、久々にボディマッサージも行きました。
8カ月振りだったそうです(笑)担当さんに久し振りですね~と言われ…
ホント、すいません。
首と頭が凄いことになってますよ、と言われ、しっかりマッサージしてもらいました。

他には、11年目の結婚記念日を迎え、さらにその日に義妹のお母様が亡くなられ…
保育園では、懇親会の企画とか父母会活動とかあったり。

そんな毎日を送っております。

さて、先日から調べはじめた幼保一体化の新システムについてですが、ぶっちゃけすでに保育園に預けてる家庭より、これからワーキングマザーになる人たちに重要な問題だと思われます。

これが本当に良いシステムかどうかは、これから預けることになる家庭に判断してもらう必要があります。

現在保育園には認可と認証、そして無認可と呼ばれる3種類があります。
認可保育園は国も基準をみたした保育園です。こぢろは認可保育園に通っています。
園庭があり、調理室があり、2歳クラスは10名、10名の2グループにわかれそれぞれに先生が2名配置されています。部屋もそれぞれにわかれたスペースがあり、地下にはあり、雨の日でも体を使って充分遊べる広いホールがあります。屋上には夏場プールも設置されます。
親からみれば、とても充実した設備だと思います。認可に預けられて良かったと思います。
でも、現場の先生はこれでも狭いといいます。幼児クラスになると先生の人数が足りないといいます。

なお、認可保育園は0~1歳児1名につき3.3平米の広さ確保が求められ、2歳児以上は1.98平米です。
この広さを確保することが都内では困難であると言われています。

ゆえに認可保育園を増やせない。

ならば基準を緩和して新しい保育園を作りやすくしよう。で、企業にどんどん参入してもらおう。さらには、今は保育園は厚労省の管轄、幼稚園は文部省の管轄。それぞれの施設で保障されている内容が異なることもおかしいからこれを機会に一緒にしちゃおう。
名称はこども園だ。これをするには児童福祉法も改正しなくちゃね。

そんなノリに感じます。

で、ふと思った素朴な疑問。

認可保育園が増やせないのは基準が厳しいからなの?

基準が厳しいから緩和しようっていうけど、そもそも今の基準を緩和しちゃって子供にとってそれはいいことなの?なんのために設けた最低基準なの?それを緩和してもいいとした根拠はなに?
まさか、増やしにくいから?だとしたら本末転倒なんじゃないの?
あと、先生たちの話を聞いて思ったのは、保育サービスってもともとそんなに利益があげられる業界じゃない。でも、子供を預かるから何かあった時のリスクは大きい。
そんなところに、企業が参入してくるのか?今の待機児童を解消出来るだけの数のこども園が本当に出来上がるのだろうか?謎すぎる。
さらに、認可保育園を増やしてくれという要望に対し、これから子供は減っていくから……と行政は回答するらしい。

待て。

国は少子化に歯止めをかけたいんだよね?
なのにこれから子供が減るから認可を増やせないって…それじゃ行政が自ら少子化に歯止めがかからないと言ってるようなものでは?

でも、国は新システムを進めようとしています。
なんでか?
素人の頭で思ったのは、これって定員割れしている幼稚園の救済策なんじゃないの?

幼稚園は4時間保育が基本のため、実質専業主婦しか預けられない状況だそうです。延長して預かる園も増えてはいるけれど、その時間帯は児童福祉法に保障のない無認可保育園の位置づけになるそうです。それもなんだそりゃって感じですが。
そんな幼稚園、働く女性が増えた昨今、入園希望者は減少しているのだそうです。
方や、保育園では待機児童が溢れてる。
なら幼稚園に待機児童を誘導すれば幼稚園の定員うまるじゃん?てこと?

とはいえ、なんだか問題や論点が整理されないまま新システムは導入されようとしています。

これからワーキングマザーを目指す人にこそ、興味をもって欲しい話題です。
これから利用しようとする人が、新システムの方が便利だと思うのなら、私はそれもありだと思います。
ただ、新システムを導入したからって待機児童が解消されるのか?これはまだまだ疑問です。