ブログのデザインが定まらずすみません。

なんかこう、しっくりこなくてアレコレ変えてみる、ぢろりです。


シンプルなものが見やすいかと思うのですが、どっかに自分の好みが入ってしまい、でも飽きる。



仕事をしていて思うのは、得てしてよく気づくのは女性。

仕事に漏れがないっていうのかな。細かいところまで考えてきちんと仕上げるのは、女性。

事務処理能力は、男性より女性が高いと思います。


そういう面では、管理部門と呼ばれる「総務・経理・人事」などは女性の指摘は気づきはとても有効であると思います。思いますが


それが有効に反映されないのはなぜだろう?


と、時々思います。


言ってることは正しい。

だけど、それを上にうまく取り上げてもらえない、というか、ときに「口うるせえな」と思われるような指摘の仕方しかできない。

そんな人が多い・・・ように感じる今日この頃です。(あくまでわが社のケースです)


私も、なんだかんだで10年以上働いてきて思ったことは


「正しいことが常に通るとは限らない」


という点です。

そして、上司のくせや性格にあわせてうまく話をもっていかないと、正しい意見でも潰される、もしくはスルーされて終わり。ということです。


また、いくら正論を振りかざしても会社が残すのは「会社にとって有益な人物である」ということ。

万人に平等なんて営利追求の企業に勤めている以上ありえないことは、身に染みてわかっています。


会社としてあるべき姿、という視点から常に疑問を投げかけ上に意見をする女性がいます。

それは素晴らしいことだと思います。

そして、彼女の意見はおおむね外れてないと思います。


だから私も彼女の意見(時々愚痴)は聞くようにしています。


うんうん、言ってることは正しい。

正しいんだけど、なんかこう・・・違和感。

初めは少し、でした。

でも、日を追うごとに違和感・違和感・違和感


この違和感はなんだろう?

考えてみました。


批判9割、改善案1割


ここがまず引っ掛かる


あとは、シンプルな指摘と意見だけじゃなく個人的な恨み節がまざる。


ここに違和感を感じるのだと気づきました。

主観と客観が混ざると、正しいことを言ってても取り上げてもらえないことがある。


件の彼女は、自分の意見が上司に最近はスルーされつつあることも不満のようです。


上司は男性です。(彼女も私も同じ指揮命令系統にいます)

ダラダラと長く話すことを嫌います。


私も含めて多くの女性は前後関係や背景も含めて、小説的に現在の問題を語ろうとします。

それは、問題の解決を考えるにあたって前後関係や背景を抜きには語れないと思うからです。

提供する情報は多い方がいい、単純にそう思ってるところもあります。


が、今の上司は違います。


「僕は視覚的な情報把握が得意なんです」


はい。


「耳で聞いたときも、自分の中のホワイトボードに書き出して整理して情報を把握するんです」


なるほど。


「だから、情報が多くなってくるとホワイトボードに書ききれなくなって整理できなくなるからいやなんですよね」


!!


あ、この人に話を聞いてもらうときは余計な情報は入れない方がいいんだ、と気づきました。

おそらく、足りない部分は本人の方から聞くのだろう。と。


こういうのって、やっぱりお互いにいろいろコミュニケーションとっていかないとわかりあえずにすれ違うよね。


そんな上司だから、おそらく彼女の長い訴えを整理しきれず、そこに有効な指摘があっても流してしまうのだと思います。彼女はそれに不満が募る。


なんだか悪循環です。双方にすれ違いが起こってる。


せっかく適切な意見を言ってるのに、それ以外の情報が多すぎるから取り上げもらえない。

本当に言いたいことだけを言えばいいのに、余計なこともまで言ってしまう。

お互い必要な情報交換ができてないんです。

この場合、どっちかが歩みよらないといくら話してもすれ違い・・・。


まぁ、過去1年間にいろいろあったそうなので、恨み節も抑えられないのかもしれないのですが。

この状況って不毛地帯だよね。

と、最近思います。


だからってわけではないのですが、会社で若い人向けに「コミュニケーション研修」っていうのが企画されて開催されています。毎回、いろんな業界から人を呼んで、コミュニケーション研修をしてもらうのですが、次回はなんと私の友人に講師をしてもらいます。


仕事におけるコミュニケーションとは、やはりどれだけ相手の性格や行動パターン、趣味嗜好を理解して先回りして考えて動けるかというところにある、と思っているので、それを語らせたら彼女の右に出るものはいないでしょうと。(左にはいるかも。嘘です)


実際、彼女の仕事の話を聞くと「はーなるほどね」っと思うことが多く、勉強になるのです。


目立つかっこいい仕事をやりたがる若い人達には、こういう地道なホスピタリティの積み重ねがやがて大きな仕事とチャンスにつながるのだということを、ぜひぜひわかってほしいなーって思ったのです。


彼女の現在のお仕事は秘書。


とにかく、幅広い。

中には「庶務」と思えるようなこともたくさんあります。(それこそ、お茶を出すことや、社長の代わりに買い物にいくとかね)

でも、秘書というか「社長室」として社長の代わりに超重要人物との会見をしたりもする。

本当に幅広く任されています。


庶務を馬鹿にする人、たまにいるけど、それがスマートにこなせない人は、はっきりいって何の仕事もできない。


これを、実感していただきたい。(一体、私は何様?)


楽しい研修になると思います♪


引き受けてくれてありがとう。まぁさん!