桜が咲き始めました。
暖かくなってきました。
春はくるんだ…と感じます…

前を向くことと痛みを忘れることは別もの。できることをできるときに。
一過性のものにならないよう私自身気をつけなければと思います。都内に日常が戻りつつある今だから。
ぢろりです。




ブログ更新が滞っていました…原因は…我が家が軽くシンガポールになってまして…
あ。このブログお食事中の方はやめたほうがよいと思います。

警告。不快な表現が含まれます。













移動するマ-ライオンのおかげで家のあちこちで大パニック。

3月29日の夕方。何の前触れもなく始まったマ-ライオン劇場。



ぐっ………ゴフッ…

鈍い音とともに勢いよく飛び散りました。



ぎゃ~~~~~~~


なんで?なんで?保育園から元気に帰ってきて、機嫌よくアンパンマンをみてたよね。

見てたよね?30秒前まで。


それが悲劇の始まりでした。


立て続けに2回放出し、泣きだすこぢろ。


キッチンペーパーと除菌剤を総動員して後片付け。

きちんと処理しないと、家族全員が罹患の危機。

慎重に処理します。


こぢろを着替えさせ、熱を計ったけど・・・平熱。

でも、ぐったり。

吐くだけはいて落ち着いたのかな。当然、夕食もお風呂もパスして様子を見ることに。

ほどなくして、ぐっすり寝てしまった。


夜間救急相談に電話して、聞いてみたところ「寝られるようなら朝まで様子をみた方がいい」とのこと。

熱がどんどんあがって、頻回に吐くようになれば夜間救急外来につれていくべしと言われたので、夜中いつでも出かけられるように準備して、こぢろの隣に寝る。


・・・もちろん、掃除セットも枕元に・・・・



翌朝、けろっとした顔で起きたこぢろ。


「お腹ちいた。なんかたべたい」


へ?


なんか拍子抜け。午前中に病院は連れていこうと思っていたけれど、こんな感じならとりあえず

朝ご飯食べさすかーと思って朝食をあたえた。

これがいけなかった。


9:30の病院予約が取れんたので9:00すぎにつれていこうと抱きかかえ玄関へ。



ケロケロケロケロケローーーー


きゃーーー

きゃーーー

きゃーーー


く・・・靴が靴が。玄関が。

壁に・・・・

ぎゃーーーーベビーカーが・・・・



とりあえず、夫に後始末を任せ、病院へ。

診断の結果


「ウィルス性胃腸炎ですねー」


ノロとかロタとかですか?


「うん、そうなんだけどいろんなウィルスがありますし、検査しても結果がでるころには治ってますし。検査するメリットがないので特にウィルスの特定はしませんー」


・・・そ・・・そうですか。


結局、ノロとかロタって「今流行ってるかどうか」「症状がそれに近いものかどうか」でみんな判断してるだけで実際その場で検査して、「はい、あなたはノロです」とか「はい、あなたはロタです」と言われてるわけではないのかということを理解した私でした。


先生は「昨日の夕方から吐いてるなら今が症状のピークですよー」とにこやかにおっしゃり、私もちょっとほっとしたのだけど。


現実は厳しかったのです。


帰宅後もこぢろは、吐きまくり、熱もどんどん上がっていきました。


誰だよ。昨晩が症状のピークとかいった奴!むかっ


いえ、普段はいい先生なんですよ。いい先生なんです。



水分をとっては吐き。


水分をとっては吐き。


家中、あちこちでマーライオン劇場。


いやー・・・マーライオン・・・じっとしててくれ。


3月30日から4月1日にかけて、小児科→救急外来をいったりきたり。


最終的には点滴を受けることに。


以前、抗生剤を受け付けないこぢろに点滴をしてもらい落ち着いた経験があった私は、先生から点滴(水分と糖分)を提案された瞬間




「お願いします」



即答。


でも、その時は知らなかったのです。その点滴が2時間以上かかるということを・・・・


点滴が終わる頃には母子ともにクタクタ・・・


抵抗したって点滴は抜いてもらえないんだからいい加減観念してくれたらいいのに。

泣き叫ぶわが子を見ながらため息。


ああ母とは大変な職業。


結局、こぢろの胃腸が落ち着くまで1週間かかりました。

食べるの大好きくいしんぼんな彼が、食べない・・・相当きつかったに違いありません。


時は年度末。(うちの会社は6月決算だけど)


人が出たり入ったりでただでさえ忙しいこの時期。


もはやこの1週間、何をどうして乗り切ったかわかりません。とりあえず実家から母は呼び寄せましたが。

仕事はどうやってこなしていたのか、記憶は不確かです。

入社式の司会も心ここにあらずで、肝心の新入社員紹介をすっ飛ばして終わろうとしたりしました。


ええ。


そして、こぢろの症状が落ち着いた現在、悲劇の第二幕があいたのです・・・・


つづく