1週間経ち、地震や津波の被害に加え、原発の不安。

本来なら被災地の方々の支援を考えるべき「被害にあってない人」も放射性物質の拡散

という「離れていても見えない不安」に駆られている。


とくに、妊婦さんや小さいお子さんをお持ちの方は必要以上に不安を感じておられると思います。


かくいう私も不安。

私ならどうでもいい。即死しないのだから。

私の父も祖母もみな、ガンで逝ってしまった。だから私がガンで死んだとしても、それは何が原因なのかわからない。

でも、こぢろは。

生まれたばかりのこぢろは・・・。


今は情報があふれかえっていて、何が正しい情報なのか取捨選択が難しい。

とくにインターネットは・・・。

でも、今回、私自身が質問をして得られた回答で『私は』信用できると思う回答を引用させて

いただきます。

これはもちろん回答をしてくださった方の私見ですし、もっと言うならこの回答者がどんな

職業の方かも知りません。某知恵袋だから。

でも、私はこの回答を読んで少し落ち着くことができました。


そして、本当に危ない地域にいる30km圏内にいる方のためにも、落ち着いてここで生活しようと腹をくくりました。なので、もし、今「不安で不安でしかたない」という方がいらしたらご一読ください。


以下、回答引用です--------------------------------



あくまで私見ということをご了承ください。

核爆発を除いて最悪のケースは、原子炉が水蒸気爆発や水素爆発により爆散し、放射性物質を撒き散らすこと。
そしてそれが、福島第一原発の一号炉~四号炉の全てで起こることです。
1箇所でそのような爆発が起きれば、施設の損傷と作業員の死傷、放射能汚染により冷却作業の続行が不可能となり、他の炉でも同様の事態が起こる可能性があります。

ただ、この場合でもチェルノブイリ程の被害は出ません。
理由は炉の構造に2点。立地に1点。

1点目は、格納容器。
チェルノブイリの原子炉には、福島原発の格納容器に当るものが存在せず、圧力容器がそのまま建屋内に存在する形式でした。
福島には格納容器が存在し、水素爆発に耐えたように強靭な設計となっております。
もちろん、規模の大きい爆発には耐え切れないでしょうが、それでも放射性物質の飛散はかなり防ぐことができます。

2点目は、炉のタイプの違い。
日本の軽水炉というものは、核分裂を抑制する為に純水を使用していますが、チェルノブイリの黒鉛炉はその名の通り黒鉛を使用していました。
チェルノブイリの原子炉爆発後にその黒鉛が急激に燃焼し、それによって生み出された上昇気流により放射性物質が上空へ巻き上げられたことが、被害があれほどまでに広域に及んだ一因です。

3点目の立地。
日本全体から見れば太平洋岸というのは、偏西風により風下に位置します。
先の炉内の抜いた蒸気も、福島原発から北東の方向へ流されていることが確認されております。
もし爆発により上空に放射性物質が巻き上げられたとしても、風下に流れていきます。
風下に都市が存在すれば、そこに大きな被害をもたらすことになりますが、福島の場合は問題は違います。
深刻な海洋汚染は発生しますが、人的被害は少なくなります。
ただ、洋上に流された生存者がいれば、その方は・・・。

もちろん、それでも数トンのウラン・プルトニウムが飛散するわけですから、かなりの範囲に放射線被害が出ます。
爆発の大きさによるので具体的な規模を指摘することはできないのですが、健康被害が出ると言われている300mSv(ミリシーベルト)以上の被曝をする可能性があるのは、どんなに広くても30km圏内には収まるはず。
最も、子供や胎児はもっと少ない被曝で害が出るとされている為、30km離れていれば安全というわけではありませんが。
(個人的には避難指示を30km圏内まで広げるべきだと思っています)
後は海洋汚染により、魚介に放射線が蓄積し生体濃縮がおこり、それを人が食べることによって被害が出る可能性があります。

チェルノブイリに関しては、原子炉近辺はまだ立入禁止となっているものの、居住不可とされた30km圏内は立入禁止が解除され、ツアーが行われる程度には回復しています。


本当に一番最悪な事態は、核燃料が再臨界し核爆発が起こることですが、現実的にありえない可能性なので除いています。
もし核爆発が起きたとすれば、広島型原爆の数倍の範囲に被害が出ます。。。


引用はここまで-----------------------------------------------


繰り返しますが、これはあくまで一個人の方の「私見」の回答です。

でも、いたずらに不安をあおる民間の報道より、よほど落ち着いて冷静な解説だと思いました。


そして、この回答にもあるように「子どもや胎児」は30km離れているから安全とはいえないとあります。


少なくとも200km離れている都内の人間が不安にかられて避難する必要性もないかと考えています。

パニックで起こる2次災害の方が怖いかもしれない。


そして、日本政府は情報を隠している。その根拠としてよく「海外の報道は」とか「海外のメディアは」なんて言葉も聞かれますが、以下は実話です。


私の保育園にはご主人がスペイン人のママがいます。

彼女から直接聞いた話です。


『スペインのメディアが躍起になって日本在住のスペイン人を捜し、夫のところにも電話取材といって電話をかけてきました。夫が、都内は多少の物資不足による混乱はあるものの、人的被害はほとんどなくまたインフラも正常に稼働していると答えたところ、舌打ちされ「他をあたろう」と切られた・・・サイテー』


海外メディアの信頼性だって危ういもんです。苦笑


センセーショナルな情報がキャッチしたい!というのは各国共通みたいです、ね。

とくに「外国」のことだし。

スペインのメディアがすべてそうだとはいいません。

海外の報道がすべてそうだとはいいません。


でも、「そういうこともある」と。


昨日から東京都では個人の支援物資受付が始まりました。

私も協力します。


紙おむつやおしりふきは、普段から買い置きしているので提供できます。

都内にいれば、しばらく待ては手に入るはずです。

その分を、不足分からしたら笑っちゃうくらい少量かもしれませんが・・・提供します。


水道やガスや電気がとおっているこちら、最悪はこぢろは布おむつでもあてときます。

だって洗濯できるんだもん。


たいしたことができなくても、何かせずにはいられない。


それが偽善でも、

それが安全な場所にいるからできることだとしても、


何もやらないよりかは、マシ。ってことで。



今被災地で頑張っている方々、それが足りないと思われていても、近いうちにチリが積もって山となり確実届くことを信じています。だから個人でも出来る限りの協力をしていきます。


そして、原発の最前線で頑張っている方、本当にありがとうございます。

お一人当たりの被ばくが、出来る限り少なく済むように祈っています。

そして、1日も早く冷却装置の電源が復旧しますように・・・頑張れ!!東京電力(と、その協力会社)


少しずつ、普通のブログもアップしていきたいと思います。

日常を取り戻し、日本経済復興にも協力していけるように!!


励ましてくれたみなさん、ありがとう!!


追記:これは、今関東圏などから避難されている方を、批判しているものではありません。逃げられる場所があるなら逃げたいと思うのは人として当然だと思います。「避難する場所」がなくて不安に思われている方に向けて記載しましたので、不快に思われた方がいらしたらごめんなさい。

今は非常事態なので、誰かの行動を一方的に非難するなんて状況にはないと思っています。