「あなたに聞いてもしかたないってことはわかってるけど聞いてるの」ってものすごい矛盾したセリフだなって思ったんだよね。「それなら聞かないでください」というセリフが喉まで出かかった女、ぢろりです。
でも後で同僚曰く「それに類似したセリフは言ってたよ」とのこと。言った相手は副社長です。
サラリーマン失格。笑
今回の旅行は3連休の中日、最終日を使った1泊2日。
移動は車。私たち3人家族プラス婆2人の5名。
渋滞は多少覚悟してました。
だからこそこぢろの隠しおもちゃを調達してたんですが…
渋滞の心配は、こぢろ(2歳)ではなかった。
はい。
渋滞時になだめる必要があったのは夫(もうすぐ39歳)でした。
東名高速にのるまでも結構時間がかかりまして、海老名SAでお昼を兼ねて休憩予定だったんですが、ここに行き着くまで約2時間かかりましてね。
夫が次第に石化していくのがわかるわけです。私には。
(*写真はイメージです)
こんなふうに。
嫌だなぁ~
嫌だなぁ~
と思っていたら海老名SA直前の渋滞で奴はぽそりとつぶやいた。
「この調子じゃSAについても車、停められるかわかんねーぞ」
軽く殺意。
それをアタシに言ってどうする?
でも、幸いなことに海老名SAは空車表示。無事私たちはランチタイム&休憩をとることができたのです。
しかも、卵を使ってない「ドーナツプラント」が入っていたので、こぢろに初ドーナツを食べさせてあげることもできました。
気分も一新。SAを後にして、その後は車の進みも順調!
よっしゃー!このまま伊東に GO!
と、思っていたけど、やっぱりそんなに甘くなかったYO!
順調に進んだのは30分程度。
厚木ICにさしかかること車はぴたりととまった。
微動だにしない。
・・・こぢろは幸いぐっすり寝ている。
無言で夫がナビのルートを再検索。このナビは携帯電話でネットワークにつながっていて、現在の渋滞情報を更新しながら、その時その時で一番混雑しないルートを教えてくれるシステムになってるそーだ。
そこで、ナビが提示した驚愕の新ルートとは?!
「箱根を越えていけって言ってる・・・・」
箱根?
私たちが向かっているのは伊東ですが?
「箱根を越えて、伊豆に抜けて行けって・・・」
まさかの山越え?!
まさかではなく本当に山越えでした。
ナビは
箱根新道を通って
そう指示してるそうです。
しつこいようですが、私たちが目指しているのは伊東(見えるのは海です)
でもナビは箱根に行けと。
箱根(見えるのは湖です)↓
そして夫の一言。
「箱根だったらもう着くのに・・・これから山越えかよ・・・」
普段の私なら食ってかかるところだが、これから山越え(しかも2つ)をしなければいけない夫があまりに不憫で、思わず言ったセリフは
「じゃ、今回は私の宿泊場所の選定ミスだったってことで・・・
いいね?」
さすがの夫も苦笑しておりました。
人間、相手に非を素直に認められるとそんなに攻撃できない生き物のようです。
彼は山越えする決意を固め、ハンドルを切りました。
そして約1時間ほどの峠越えの末・・・・やっとやっと宿に到着したのです!!ばんざーい。
到着時刻は16時でした。。。。。
*温泉旅行体験記(うら編)はまだ続きます・・・。