昼休み、会社の同僚(35歳)が突然「私、突然ですけど、次の職場が決まりましたー」と宣言。

ええーっ!?と聞き返したところかえってきた回答が


「AKB48です!」


多分ね、暑いしいろいろあるから追い詰められてこんな発言になっちゃんだね。こわいね。

ストレスって。

多分ハリセン持ってたら殴ってたね。笑






今日はもうこれ以上本当にマジでやばいってところまで会社にいました。いろいろありまして。

正直この件については今は書けない。切なすぎて・・・。


17:45・・・・保育園の連絡帳に書いたお迎え時間は


17:45


ねぇ、どうする気?ワープでもするの?どこでもドアでも持ってるの?ねえ、どうする私!

とりあえず保育園に連絡を入れました。「18:30は超えませんよね?」「超えませんっ」(18:30すぎると延長保育になるのだ。もちろん急な延長保育など認められない。しかも迷惑極まりない)



私のどこでもドアはタクシーです。会社を出てすぐタクシーを止めました・・・止めるつもりでした。今日に限ってどのタクシーも、客を乗せているか


回送


なんでですか?!


運よく、支払いで止まっているタクシーを見つけて乗せてもらった。

この時間は、この方向に空車を走らせても客が捕まらないのでこの方向に空車がくることは稀なんだそうだ。


それで運転手さんと少し話していたんだけど


時間帯によって、お客さんが拾える道、拾えない道というのがあって、それはいろんな条件に左右されるのだそうだ。近くに駅(電車)があるかどうか。バスの停留所はあるかどうか。複数の方向に移動できる公共交通機関が充実している地点かそうでないか?方向も重要だという。


「不景気で客が拾えなかった、なんて言ってる運転手は一生稼げないんですよ」


お・・・・おぉーーーー


「私たちは限られた時間にどれだけたくさんのお客さんを乗せて運ぶことができるかが勝負なんで細かいところがボディーブローのように効いてくるんですよ、1日の売り上げに」


なるほど。


「どこにバスの停留所があって、どのあたりから車線変更をしておくとスムーズに走れるか。どの交差点でどの車線にいれば、停車時間が短くて進行できるか。信号1回待ちと2回待ち、それを1日に何度も繰り返すとトータルで1時間くらいのロスが発生するんですよ。だから常に、効率よく走るために考えていないと売上なんてあがりませんよ」


・・・・そうかぁ・・・・


「例えば、今お客さんを乗せて●●通りまでいくでしょ?そしたら帰り道はどこを通るとお客さんが拾いやすいかなって考えてるわけですよ。新宿まで戻るんですけどね。空車のまま新宿まで戻るより当然お客さん乗せて新宿まで戻りたいから。どこの道を通ると新宿までのお客さんを拾う確率が高いかなぁって考えながら運転してるんです」


・・・・当たり前なのかもしれないけど、、、、すごい。


こぢろを妊娠してからタクシーの利用率はかなりあがった。だからいろんな運転手さんに会ったし、なんかタクシーに乗るとやたらいろんな話を振られることも多い。

いろんな話を聞いてきたけど・・・


この運転手さんの「タクシー運転手としてのプロ意識の高さ」みたいなものに感激してしまった。


「不景気だからなかなか客が拾えないよー」で片づけるのか

「ここでは客が拾えない。どうしたら客が拾えるのか」を考えるのか


もうこれだけで全然結果は違ってくる。


タクシーの利用客は相対的にみたら減ったかもしれない。

でもニーズはあるはず。

むやみやたらに何も考えず走らせるのではなく、「どうしたら客を拾えるか」をさまざまな角度から検討する。


その姿勢にすごいなって思ったのだ。


かっこいい。と思いました。


運転手さん、ありがとう!