(マイコミ新書 斎藤正明著)
を、読みました。
最近、会社のある部署において問題が起こって、その部署全員の社員面談を先日終わらせたところです。
15名ほど。
一人1時間の面談、最大で1日3名。
さすがの私もしんどかったですが。苦笑
その中で、今会社の抱えている課題のようなものが浮き彫りになってきました。
そして、おそらくその問題はすべての部署に共通するもの。
今、置かれている厳しい状況を乗り越えてうちの会社が成長するためにも、この問題については真剣に取り組む必要があると私は感じました。
おそらく、それが乗り越えられなければうちの会社はこのまま縮小均衡状態が続き大きくなれないし、活性化しないような気がしたからです。
若い社員に腐って欲しくない。
優秀な人が育って欲しい。
総務人事部門としてこれは一番の願いです。
社長も同じ気持ちでいたようで、人を育てる組織作りについて今年はしっかり取り組もうということになりました。
そこで薦められたのがこの本。笑
現在の社長の愛読書のようです。
でも、確かに面白い。そして、漁師
かっこいい!
・・・いや、本題からずれてるだろ。
この本を読んで思ったのは、大嫌いでいい加減で仕事してないと思っていた現上司ですが、私にとってはいい上司なのかもと思いました。笑
と、いうのは、現上司。確かにいい加減で頼りなく意思決定力にも欠ける。
のですが、私の話を聞いてくれるのです。私は自由に発言し自由に議論をすることができる。
これって、もしかしてラッキー?
今の職場、おかしいこと満載です。
本気で倒れたくなるような稟議やら提案があがってきます。
それに対して私はいちいち「これおかしいでしょ?」と突っ込むのですが、現上司、とりあえず私の突っ込みを一通り聞く。(というか口をはさむ余地がないともいう)
ふむ、これってある意味恵まれているのかも。と思った次第。
社長は課題図書でこれを社員に読ませたいみたいだけど・・・微妙。
たとえばですね。
努力は報われない。とか。人事を尽くして天命を待つ。というようなくだりがあるんですがね、これを都合のよい方に解釈してしまう人もいるんじゃないかなと思うのです。とくに「なまけ癖」のある人はね。笑
この本は「努力は報われない。だからしなくていい」ということは言ってません。
そうではなくて「報われると思ってするような努力は努力とは言わない」ということを言ってます。(だと思う)
また「人事を尽くしてうまくいかなかったらしかたないじゃん」ということを言ってるわけじゃありません。
おそらく「人事を尽くしてもうまくいかなかった・・・と思えるくらいまで人事を尽くせ」ということを言ってるんだと思います。
これが、うまく読み取れるか微妙な気もするんです。笑
まぁ、ある意味この本を読んでどう受け止めるかでその人の仕事に対する感性やセンスが推し量れると言えば押し量れるとは思うのですが。
ちなみに、もう1冊読もうと思って買ってある本があります。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(ダイヤモンド社 岩崎夏海著)
できれば今週中に読んでしまいたい。が、こぢろすんなり寝てくれるかな?
今日は夜ゆっくり寝られるくらい回復してくれるといいのだけど。。。