休日、こぢろと積木遊びをしていたダンナ。

「こぢろパレスを作ってやるからなー」
いそいそと積木でお城的な建造物を制作するダンナ。

「ほぉら出来たぞ!」

「………」

見つめ合う親子。

一瞬の沈黙の後に訪れる破壊の音。

ガシャーーーーン

「ちょ…」

ガシャーーーーン

ガラガラガラガラ…

気を取り直して再度積木を手に取るダンナ

「さぁ!もう一度作るぞ!」

我が家の1.1ヶ月児。高く積まれたものはとにかく破壊したい。破壊欲求満載なお年頃。

何度でもやる。

ガシャーーーーーン
ガシャーーーーーーン

「こぢろ、お前がウルトラマンなら街は今頃大変なことになってる…」

いいかけてダンナ、突然ひらめいた模様。
キッチンで洗い物をしていた私に突然話しかける。

「なぁなぁ、ウルトラマンがこいつみたいな赤ちゃんの状態で地球にきたら大変なことになると思わない?…ウルトラマンて赤ちゃんの状態とかあるのかな…あるよな?だってウルトラの父がいて母がいるんだから…赤ちゃんのウルトラマンだっているよな!!!」





円谷プロダクションに

聞けよ




「ウルトラマンは赤ちゃんの状態で地球にきてもらったら困るな。遊びのつもりで街破壊だもんな。うんうん」




ねぇ、ウルトラマンってそもそも架空の生き物だって



知ってる?