月初です。

月初は、忙しいんです。

というのも、私の業務の中に「タイムカードのチェック」というものがあるから。

このデータをもとに、みなさんのお給料(主に残業代ですが)計算されるので、全員分をチェックしなくちゃいけないのです。約100人分ほど。


しかも、この業務について約半年が経過しようとしていますが


絶対誰かしら間違えてる


本来であれば、自分でタイムカードをつけて確認して上長の押印をもらっているのだからノーチェックでもいいくらい。さらにいうなら、システムでタイムカードをつけている人が約半分なので、通常ノーチェックでいけると思うのだけど・・・その「システム」そのものに訳のわからないバグがあって・・・そのバグは直せない(と、いうのだ。そんなわけあるかいと思うけど)から、結局総務人事で全員分を


一通り全部チェックしなおし


しなければならないのだ。


どう考えてもここは業務として見直すべきだと思うのだが、システムを管理している部署のおっさんがまた面倒くさい人で・・・ここは簡単にはいかない・・・はぁ。


ゆくゆくは勤務形態を含めて見直す予定なので(来年7月をメドに)あと1年くらいの我慢だとは思っているが、とにかくそんな業務があるので、作業自体は単純だけど「作業ボリュームがあるので」忙しいのです。


そんな中、いきなり経理との打ち合わせがドーンと入れられた。


「福利法定費用の計上ルールについて」


というお題目で。いきなり何?!と思ったけど・・・

それでもまぁ、出席しないわけにはいかないから出席してなぜこんな打ち合わせをすることになったのか経緯を聞かされたのだけど・・・


つまるところ何のことはない。


私の上司が福利法定費用の概算を算出するときに


「厚生年金の料率」を間違えて算出していた


それだけ。


だから、結論としては「料率はときどき変更されるから都度変更がないか気をつけてから費用算出をしましょう」で終わりなんだけど・・・それ以外にないと思うんだけど・・・


なぜか終わらないのだ。会議が。


なぜかというと・・・当の上司が「料率を自分が間違えた」ということを認めたくないから、ダラダラ言い訳をしながらなぜ金額が違ったか、別の理由で結論づけたくて引き延ばしているだけ。


・・・最初は黙って聞いてたんだけど・・・時間がない。時間がないのです。


時短のおばちゃんには!!


確かに。料率を修正しても概算で出した金額と、実金額では微妙なずれがまだ残っている。

でもそれは正直「誤差の範囲」と思われる金額だ。(見積もりと実計上が1円の狂いもなくぴたりとあうことの方が稀だと思うのだけど・・・違うだろうか)


今回の一番の原因は「料率の間違え」だ。それはもう明白。

けど、上司はそれだけが誤差の原因ではないと執拗に食い下がる。


・・・いやね、料率の間違え以外にも誤差が生じる要素はあるんだろうよ。確かに。


でも、今回生じた誤差が25万円。

うち24万円の誤差は料率の間違えで生じている。

そしたら、はっきりいって残りの1万円の誤差の原因を突き詰める必要はもはや


意味なくね?


ていうか、そこを突き詰めたからといってあなたのミスは帳消しにはなりませんが?


イライラしてきた。


はっきりいって、上司のメンツだけのためになんのためにもならないくだらない会議に1時間も付き合ってるほど暇ではないのだ。


ということで、料率をこれから間違えないということだけでよいのではないですか?それ以外の誤差については、正直「想定内の誤差」になりませんか?と一言。


黙りこむ上司。


経理課長が「まぁ、そうなんだよね。だから料率さえ間違えないでくれたらそれでいいんだけど」と一言。


頼みますからそんなことでいちいち「会議」とかしないでください。しかも、今出席しているメンバー全員「同じ島の机」で仕事してますから。


人間はミスをする。

私だってミスをする。

ミスはしないにこしたことはない。

でも、それでもミスは起こる。


大切なのは自分のミスから逃げないこと。

次に同じことをしないこと。

迷惑をかけた人がいるなら、きちんと謝ること。

そして、ミスを共有して他の人が同じミスをしないように注意喚起すること。


それ以外に方法はないと私は思っている。


自分のミスをうやむやにしようとしたり、自分だけのせいじゃないと言い張ったりすることは、かえってその人に対する信頼をなくすことになる。

自分の犯したミスを公にするのは恥ずかしい。


でも、なかったことにしようとするのは

もっと恥ずかしいことだ。


自分のミスときちんと向かいあえない人は、だめだと思う。