今から約1年前のこと。
こぢろ誕生後の話。


子宮口マッサージに続き激痛マッサージ第2弾。

おっぱいマッサージ。

↑この単語に反応してニヤついた男子がいたならば…言いましょう。

男子が考えるようなあまっちょろいものではナイと。

個人差があると思うが私の場合、こぢろが生まれた翌日の夕方くらいから胸が張る感覚が出てきた。そしてあっという間にカチカチになり、赤く腫れ上がってきた!!

腕もあがらないくらい。

そしてカチカチのおっぱいは熱をもちはじめる。
胸全体が強烈なしもやけみたいな状態。

これは母乳が作られているのだが…乳管が開通していないから出ていかないので胸がカチカチのパンパンになってしまっている。

…乳管を開通させるために…

この腫れ上がってカチカチの胸を…というか乳首を…

つまんでひねる。

痛いの痛くないのって…
いや痛いんだけど。

これをね、看護師さんがしてくれるんですけどね、あまりの痛さに看護師さんには申し訳ないのですが…

軽く殺意を覚えるほど痛いんです。

そしてまた母乳がなかなかでないんだ…最初…

さらに言うなら最初は赤ちゃんも上手に吸えない。

だから母子ともに…

死闘

出産前の私の「授乳」と言えば母子ともに温かいつながりを感じる

至福の時間

どこをどう間違ったら

死闘

になるのか…

授乳の度にこぢろと格闘する私。そもそもまず首のすわってない赤ちゃんを抱っこすることがままならず、右のおっぱいから左のおっぱいに…赤ちゃんを抱え直そうとする度に…

フリーズ

えっと…えっと…どう持ちかえたらいいんだっけ??首の後ろを支えてる手を外したら首ががくーんてなるからダメだし??そしたら私のこの片方の手は一体…

あら??

赤ちゃんはフニャフニャしていて頼りなく、すべてを私に預けきっている。でも私は…

どうしたら?!

授乳室には常に看護師さんが待機している。看護師さんに助けを求める私。産みの母より他人の看護師さんが楽々と上手に抱っこする…

へこむ私。

母親なのに!!

母親になれば自然と出来るものなのかと思っていた。おっぱいなんてスムーズに飲んでくれるようになるものかと。人間に備わっている本能で進むもんだと思ってた…

何一つスムーズになんて出来やしない…

出産後2日目にして私はすでに挫折感いっぱいだった。