どう考えても、やはり保育園の問題児は私だ。


まずは先週の「夏祭り委員会」(私は「夏祭り委員」なのだ)

会議のやりとりの大半は「論点がずれてる」ため「あー、、、早く終わんないかな。口出していいならもっとさっさと進めるのに」と内心いらいらしていた。

でも、新参者がわかりもしないのに偉そうにって思われたらいやなので、とりあえず黙って聞いていた。

2時間近く黙って座って聞いていると、だいたいの人間模様がつかめてくる。

発言率は多いわりには全く建設的な意見を言わない人。

自分はさっさと楽な役職におさまり、ばんばん言いたい放題な人。

行動力もあり、テキパキしているがゆえについ損な役回りを引き受けちゃう人。


0歳児クラスのお母さん方は穏やかで人当たりのいい人たちばかりだったけど、委員会には強烈な個性を放つお母さんがいることを知った。


そんな中、会議も終わりに近づきやっと各クラスの出店の話になった。


「0歳児クラスは例年『おにぎり』を担当することになっています」


思わず質問。


「もしかして、自分たちでにぎるんですか?」


失笑。


大丈夫です業者に発注しますから。と、言われた。

・・・だって保育園って何が常識かわかんないんだもん・・・


それから2日後、お迎えにいった私はこぢろ担当の保育士さんに呼びとめられた。


「あ、こぢろくんのママ!連絡帳にも書いたんですけど、こぢろくん今月9か月ですよね。離乳食3回になりますから毎日おうちでも離乳食お願いします」


「ええーーーーーーーやだーーーーーーーーー」


「・・・お母さん・・・?」


「・・・3回食が来る日を恐れていたんです・・・うう、どうしよう」


「・・・だ、大丈夫ですから。それに3回食は成長の証ですよ。喜んでください」


「・・・・そうですよね・・・・はい・・・・」


うなだれつつ、お着替えを回収する私に別の保育士さんが声をかける。


「こぢろくんママ、タイ焼きのお味はいかがでしたか?」


「うっ!なぜそれを・・・」


実は昨日のお迎え道(駅から保育園までの道のり)、おなかがあまりにすいた私は駅前でタイ焼きを1つ買って、それをほおばりながら商店街を歩いていた。そこを、隣のクラスの担任の先生と保健師さんに目撃されていたのだ。きっとそこから情報が漏れたに違いない。

そうなったらやはり率直な感想を伝えるのがよいだろう。


「先生、あそこのタイ焼きは・・・いまいちでした


そして、こぢろを連れて帰ろうとしたその時、またも担当の保育士さんに呼びとめられた。


「こぢろくんママー!これは・・・お昼寝のタオルケット?」


「・・・あ・・・はい」


「・・・・・・・・・ママ・・・・・・・・・・・小さすぎるから


そして、その場にいった人は一斉に注目。(先生たち&お迎えのお母さんたち)


「あきらかに小さいよぉ~」 (爆笑)


私はいまだにわが子の大きさを認識できて・・・いない。