昨日の保育園のお迎えの際、先生から「ちょっと下痢っぽい感じなんですよー」と言われたこぢろ。

離乳食が始まったからではないのか?

話を聞くと、0歳児クラスでは現在風邪が流行っているらしい。熱もないし、機嫌もよく、食欲も旺盛なこぢろだがそのような事情により先生も慎重になっているらしい。

そこで、そのまま小児科へ直行。


だが、多少「下痢っぽい」というだけであとはいたって普通なこぢろに、診察した先生も「まぁ、どうしようもないわね。整腸剤出しておくから様子見て」というしかなく・・・

この先生、60超えの女医さんでテキパキしていていいのだけど、ちょっと怖い。

怖いけど、こぢろは診察の間泣いたりしないので、そこだけ褒められる。


「この子、泣かないのよー」(隣の看護師さんへ言う。これは褒めてるんだよね?)


「吐き戻しの風邪、今流行ってるのよ。聞いたことない?吐き戻しの風邪。」


・・・ありません・・・ていうか子供育てるの初めてだし・・・子持ちの友人から吐き戻しの風邪らしき話は聞いたことはありますが、それって正式名称なんでしょうか・・・


「あのねぇ、下痢も嘔吐もたいしたことないの。体にウイルスが入ってそれを出そうとしているんだから正常な反応なの。それ自体止める必要はないの。それでウイルスを出そうとしてるんだから。このくらいの小さい子で怖いのは脱水症状。脱水症状が出たらこのくらい小さい子でも点滴」


・・・はい・・・


「脱水症状はね、まずおしっこが極端に少なくなる。あとはミルクを飲まない。そうなったら連れてきて病院に」


・・・すいません・・・そこまでいってないのに病院連れてきて・・・・


「あとね、この風邪はね、おとなにもうつるから。とくにオムツの始末をするお母さん気をつけてね。手をよく洗って」


・・・はい・・・


言われていることは、ものすごく適切で的を得ておりわかりやすいので(診察時間も長いしすいてるし)ついここの病院に行くのだけど、やっぱりちょっと怖いよぅ。


「整腸剤出しておきますからね。」


整腸剤!なんと薬を飲ませるのか。でも・・・


どうやって?!


しかし、もはやカルテに向かって書きものをし診察終わりモードになっている先生に「どうやって薬を飲ませたらいいのでしょうか」なんて・・・聞けるわけない。いや、聞いたら教えてくれるだろうけど、怖い。


いいや、処方箋もらって・・・薬局で聞こうっと。。。

診察を終えて処方箋をもらい帰宅途中にある調剤薬局に寄る。この近辺は個人開業の医院が非常に多く、調剤薬局もあちこちにあるのだ。


「こぢろさーん」


呼ばれたので、薬をとりにいく。なんと整腸剤は粉薬だった!初めて薬を飲ませるのにいきなりハードルが高いではないか!!


「あのう・・・これ・・・どうやって飲ませたら・・・」おずおずと質問してみる。

薬剤師さんはとても親切だった。この粉薬は甘いので・・・


1)白湯などで溶かして飲ませてみる(液体状で)

2)白湯などで半練り状態にして上あごに塗布し、すぐにおっぱいを飲ませる


どちらかでいけるのではないかということだった。なお、注意としては「好きなもの」には混ぜないでくださいと言われた。「好きなもの」の味が薬で変わってしまい、食べられていた「好きなもの」が食べられなくなってしまう子がいるらしいのだ。なるほど。

しかし、離乳食を始めたばかり、好きも嫌いもわからないというか・・・なんでも食べるこぢろにとっては・・・


この粉薬が甘いと聞いた瞬間、1か月健診のとき泣き狂っていたにもかかわらず、K2シロップ(出血予防に新生児にのませるもの)を口に入れられたときだけだまってコクコク飲んでいたこぢろを思い出した。


いけそうだ!


さて、帰宅後とりあえずお風呂にいれ機嫌も上々、いつものように「おっぱい待ち」しているこぢろに


「今日はおっぱいの前に、甘い甘いーを飲むからね」といって粉薬を取り出す。少量なので半練りにするのは非常に困難であり、選択の余地なく「液体状」になってしまった・・・

離乳食用の食器とスプーンが近づいてくるのを見て食べ物をもらえるのかと喜ぶこぢろ。

一気に口にいれる。


もぐ、もぐ、もぐ・・・・・・・・・・・


・・・べちゃーーーーーーーーーー


出した・・・しかも眉間にしわをよせて!!


しかし、負けてはいられない。全部飲めなくてもいい。半分でもいいから体内に取り込んでくれ。

再度スプーンで口にいれる。

非常に微妙な顔をしながらなんとか飲み込むこぢろ。

いいぞ、素晴らしい。すかさずおっぱいを!

今、口に入ったのがなんだったのかうやむやなままおっぱいタイムへ突入。


そして今朝。

整腸剤をなんの疑いもなく飲むこぢろ。


グッジョブ!こぢろ。