これは
今からもう10年以上前の話になります。
今まで
親や旦那以外には話したことがない、
私が生きてきた中で
1番の親友(心友)といえる女性の話です。
私のブログとは直接関係ない話ですが
私の後悔、懺悔でもあり胸に痞えていたこと。
興味のない方はスルーして閉じてください。
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親元を離れ通った大学時代、
そこは学生マンションのようなものがあり
知り合いもなく土地勘もない私は
そのマンションに入居していました。
そこに、親友だった彼女も住んでいました。
彼女とは同じ学科で
最初の席が近かったこと、
お互いに感じた第一印象、波長があったのか
私たちはすぐ仲良くなりました。
彼女は高校時代
ワケあって1年休学していたので
私よりはひとつ歳上でしたが
色白でよく笑う可愛らしい人で人懐っこくて。
家庭的で料理も上手な
女子力の高いお洒落な女性でした。
夏には
豆から挽いた珈琲で作るアイスコーヒーを
毎日のように淹れてくれたし
冬にはチーズフォンデュなどなど
ご飯もよくふるまってくれて。
当時の私は
そんな珈琲の飲み方や
当然チーズフォンデュなんてものも知らなくて。
いつも、新しい世界を見せてくれる
本当に素敵な女性でした。
お姉さんのように、
お母さんのように甘えて頼れる、
そんな存在でもありました。
女子あるあるの
恋バナももちろんいっぱいしました。
普段は大人っぽく朗らかな彼女でしたが
一方で、こと恋愛になると繊細な部分があってメンタル不安定になることも。
私はと言えば
どちらかと言うと人見知りで
あまり人を寄せつけないタイプだったように思う。
でも、そんな私を彼女はいつも頼ってくれて
──わにこに聞いてもらうと心が軽くなるの。
──わにこには不思議な力があるよね。
と、夜な夜な
お悩み相談室、と称して語り明かしたっけな。
卒業後は地元に帰ってしまう私に
──わにこが側にいなくなるなんて淋しい。
そう言って落ち込み
その時も不穏になってたんだった………
だけど彼女は基本的に社交的だったから
私は心配なんてしてなかった……
いつか京都旅行しよう!とか
絶対〇〇〇に行くよ!とか
誕生日にはプレゼントも贈りあったり
離れ離れになっても暫くは文通していたし
(当時はポケベル全盛期で携帯は持ってない)
そうこうして
お互いに結婚した数年後、
私が帰郷した地に彼女の夫が転勤になった時には
大学時代に戻ったようで嬉しくて。
遊んだり、泊まりに行ったりもしました。
でもその1年後にはまたご主人の転勤で
彼女とは遠く離れてしまって……
気づけば、お互い子育てに忙しく
いつしか年賀状だけのやり取りとなってしまっていた、そんな頃。
それでも、
毎年の年賀状で見る彼女の家族に
わ〜〇〇くん、(子供)大きくなったなぁ〜
S(彼女の名前)、痩せてますます綺麗〜
そんな風に安心していたのに。
冬の寒いある日
大学時代の、彼女とは共通の
とある友人から電話がかかってきました。
──わにこ……落ち着いて聞いてね。
──あのね………Sが亡くなったのよ。
長くなるので続きます。