chouchou merged syrups. TOKYOGUM Wリリースツアー | おむけんのお気楽館 別館

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Perfumeと若手バンドを中心としたライブレポのブログ。

chouchou merged syrups.「yesterday, 12 films later.」
TOKYOGUM 3rd mini album『涙』
Wリリースツアー
2015年12年13日(日) 下北沢ERA


シュシュことchouchou merged syrups.の自主企画はこれが2回目。2014年7月にO-nestで開催されたイベントに、aquarifa目当てで行ったのが最初になります。そのaquarifaと同じ編成の4ピース、存在感のある女子ボーカルとギターサウンドに特徴がある点も似ていますね(・∀・)

京都のバンドなので、当時の活動はまだ関西が中心。なかなかライブに足を運ぶ機会がないままになってしまって、その後はミナホの2回と、宮崎のバンドARTIFACT OF INSTANTが下北沢SHELTERでやったときの対バンでみたぐらい。

そうしているうちにメジャーデビューが発表されΣ(・∀・;)インペリアルレコードから10月21日にフルアルバムをリリースすることに!

インペリアルは知る人ぞ知る、Perfumeを袖にした残念レーベル。お姉さんグループ、BOYSTYLE、Buzyがパッとしなかったため、Perfumeは相手にされず。1年かかってアミューズと関係のあった徳間JAPANからメジャーデビューすることになります。

それはともかく、演歌中心のテイチク系レーベルじゃ、タイアップやメディア展開もそれほど期待はできない。スタレビやBEGINも所属していますが、彼らにはコアなファンが付いている。J-ROCKではa flood of circleがレーベルメイトなんで、企画などいっしょにやる機会があればいいんだけれど。

マネージメントは残響レコードなので、今回のツアーは同じく残響のTOKYOGUMと、ダブルレコ発ツアーとなっています。

[yesterday, 12 films later. release tour]
11月02日(月) 京都GLOWLY w/tayuta、空中メトロ、The Sound's Pierrer
11月03日(火祝) 福岡graf w/BAN’S ENCOUNTER、IRIKO、about a ROOM
11月13日(金) 渋谷O-nest w/それでも世界が続くなら、MELLOWSHiP
11月21日(土) 名古屋CLUB ROCK'N'ROLL w/TOKYOGUM、eito、AgeFactory
11月22日(日) 大阪Pangea w/TOKYOGUM / e;in / 空中メトロ
11月23日(月祝) 岡山CRAZYMAMA 2nd Room w/te' /水色 on the Sun
11月28日(土) 札幌CRAZY MONKEY w/te'/ TOKYOGUM / sleepy.ab
12月05日(土) 金沢vanvanV4 w/te'、TOKYOGUM
12月06日(日) 長野JUNK BOX w/te'、TOKYOGUM
12月12日(土) 仙台enn3rd w/te'、TOKYOGUM
12月13日(日) 下北沢ERA w/TOKYOGUM

□TOKYOGUM

舘洋介(Vo.Gt)、鈴木朗(Ba)、藤本光太郎(Dr)

2011年に舘と藤本が前身バンドを結成。2012年8月に鈴木が加入し、TOKYOGUMとしての活動を開始。繊細ながら芯のある声で歌われる舘の唄は時に、あまりに率直すぎるほど飾らない歌詞に乗って、爽やかに響く。
そしてその唄を支えるでもなく、むしろ唄とせめぎ合うかのようにその個性を主張する演奏は、全く型にはまらない大胆さと挑戦に溢れている。

サポートギターを加えた4ピース編成。

全体に緩く埋まったフロアはフロントエリア3列ぐらいがほぼ若い女子。シュシュのお客さんじゃなさそうだから、TOKYOGUMをみに来たのか?フロア中央あたりからみていても、手が上がるでなし、クラップを入れるでなしとおとなしめ。

動きのないフロアに爽やかボイスと残響系らしいポストロックなサウンド。嫌いじゃないんだけど、もうひとつ引っ掛かるところがなくて注目するには至らず。それでもタイムラインでは、リーガルリリーの高橋ほのかや午前3時と退屈のりいちゃんが、TOKYOGUMばっかり聴いてるって会話…やっぱりティーンの女子に人気なのか?



MCはドラム藤本が担当らしくて、いっしょにツーマンを回った思い出はシュシュの担当さんが横に滑って転んだぐらい。とくに話題はないとばっさり( ̄∀ ̄;)

長野では藤本のお母さんが来ていたのに、なぜか舘が感極まって泣いたと藤本が暴露。舘はチューニングしながら、知り合いのお母さんが来てると感激するだろって照れ笑い。

□chouchou merged syrups.

川戸千明(Vo.Gt)、吉塚翔大(Gt)、鳥石遼太(Ba)、高垣良介(Dr)

2010年11月、chouchou merged syrups.結成。本来なら世界に飲み込まれる筈の想いを紡ぎ取って生み出される音楽。それらは時に冷たさを伴い空間を支配する。

中央から上手スピーカー前に移動して待機。メンバーが登場してセッティング…TOKYOGUMで静かだったフロントエリアはさほど盛り上がるわけでもなく、静かなことで返って緊張感が強くハラハラする。

漂うようなギターを高速スネアとリンクした演奏が断ち切る。メジャー1stフルアルバム「yesterday, 12 films later.」のオープニング『何度でも』。切り裂くような吉塚のギターに凛とした川戸のボーカル。そのまま『ラストダンサー』に繋げる。



川戸「京都のchouchou merged syrups.です。」すぐさま曲に入ると、高垣がいきなり繋ぎのドラム…あれ?と思っていると、川戸がギターアンプをチェックし始め、そこにステージスタッフも加わる…どうもアンプの調子が悪いらしい。

堪らずギター吉塚がMCをスタート。「12 films later.」というCDをリリースしたのに、ツアーが11本なのはおかしい!12本目はないのか?ってことを考えていて、12本目はみなさんの心の中にある…フロアはポカーン。失笑って感じか( ̄∀ ̄;)残念

やっぱりTOKYOGUMのファンが多いのか反応は鈍い。ライブ中も手をあげているのは、自分の他には、すぐ後ろと下手最前にいる兄ちゃんぐらい。東京でのライブが少ないこともあってか、まだまだその存在が浸透していない?

昨日は仙台からTOKYOGUMと同じ大型の車に乗って帰ってきたとか。ツアーは楽しかったと吉塚が言ってるけど、去年の残響レコード10周年ツアーでは、移動ばかりで美味いものも食えなくて…と、愚痴をこぼしてたことを思い出す。

機材トラブルにはアンプを交換することで対応。川戸「かっこいいアンプになりました!『sweet november』という曲を聴いてください。」

さすがにさっきまでの緊張感はほぐれたのか、フロントエリアでも全体的にリズムをとるような動きが出始める。後ろの兄ちゃんの奇声はちょっといただけないんだけど( ̄∀ ̄;)

後半は、2ndミニアルバム「clepsydra」から『斜陽』、1stミニアルバム「since」から『ヒエログリフと遊ぶ』といった、リードトラックを中心に演奏。「12 films later.」の最後に収録されている『あなたの笑う頃に』で締めて、バランスのよさを感じるセットリスト



アンコールではギターを置いた川戸「TOKYOGUMとずっといっしょにやってきたけど、グルーブが感じられない!…いや、昨日もいっしょにギュウギュウの車で帰ってきて仲はいいんですよ。」ピンボーカルのまま演奏をスタートすると、さっき聴いたばかりのTOKYOGUM『1992』をカバー。

袖でみていたTOKYOGUMのメンバーも堪らなくなったのか、ドラム藤本がバスドラとスネアをステージに放り込んで叩き、ボーカル舘も吉塚のマイクで歌い始めてコラボが始まる!いやこれ楽しいね\(^0^)/

大騒ぎのステージからTOKYOGUMが撤収し、最後に『橙鳴る』。

いつもそうやってじわじわ育つ
種を蒔いてしまうよ
この振る舞いは予想もつかない
結末で終わるの

<<セットリスト>>
01.何度も
02.ラストダンサー
03.sweet november
04.scapegoat worldend
05.スローモーション
06.風のように
07.お祭りも~ど
08.月光~斜陽
09.overdose
10.赤い砂漠
11.ヒエログリフと遊ぶ
12.あなたの笑う頃に
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E1.1992(TOKYOGUMカバー)
E2.橙鳴る

「予想もつかない結末」と言うと、12月23日にTOKYOGUMが活動休止を発表したこと。明らかに充電のためで、また帰ってくることが期待できそうな内容。とりあえずファンが心配することは無さそうかな。

chouchou merged syrups.にとって、メジャーデビュー後のレコ発ツアーはどんな手応えを感じたのか?ERAはなかなかの動員で、メンバーも感激していたいました。2月11日にNHKホールで開催される「Coming Next2016」の告知もあって、次のブレイクを予感させるアーティストとしてNHKも注目してくれているのかも(゚∀゚)ちょっと楽しみになってきました。