家紋の数や入れる箇所として一般的に

 

「背中に1箇所」「両胸に1箇所づつ」「両後ろ袖に1箇所づつ」

入る「五つ紋」

 

「背中に1箇所」「両後ろ袖に1箇所づつ」

入る「三つ紋」

 

「背中に1箇所」

入る「一つ紋」

 

ありますね。

稀に「三つ紋」の場合で「背中に1箇所」「両胸に1箇所づつ」と言う

入れ方をする地域などもあるようです。

 

五つ紋が一番格が上になりますので「礼装」、三つ紋、一つ紋は「準礼装(略礼装)」として使用されますが、お宮参りの着物の場合、男の子の御着物は「五つ紋」、女の子の御着物は「一つ紋」と言う入れ方をすることが圧倒的に多いようです。

 

家紋の位置にも実は意味があり

 

「背中は御先祖様」「両胸は親」「両後ろ袖は兄弟、姉妹、親族」

 

などを表していると言われています。

大人の場合は家紋が入っている御着物を使用して式典に列席するという事は、その一族(御家)を代表するという事になります。

お子様、特にお宮参りの御着物の場合はその御家の一員として神様(氏神様など)に報告すると言う意味合いもあるようですね。

 

家紋の種類などはお墓や御仏壇、着物などで目にする機会はあるかもしれませんが「家紋の数」まで気にした事があるかたは、もしかしたら少ないのかもしれませんよ。

 

一度確認してみるのも面白いですね!