お宮参りの際に、心を込めて選んでいただいた産着は、大切に保管して七五三参りやお正月などに着せてあげましょう。

表地が絹100%の正絹生地の場合は、長時間日光やライトの光に当たると黄色く変色する事があります。
また御使用後にそのまま畳んでしまったりすると汚れが後から浮いてきたりする事もありますね。

使用後は風を通して乾かした後、和紙などに包んで、タンスや桐箱にしまいましょう。

 

よく呉服屋さんなどで購入するとビニール袋などに入っている事がありますが、ビニールのまましまってしまうと、 カビが発生したり、変色の原因になります。

ビニールには再度入れないようにしましょう。

 

虫よけに「しょうのう」を使う場合には着物の間に入れないように注意しましょう。

市販の洋服用の防虫剤を使うと金糸や金彩が酸化して茶色く変色したり錆びることもありますので、着物用を使用されることをお勧めいたします。

よくドラッグストアなどで「雛人形」や「五月人形」などの御人形さんの防虫剤が売っていますがコチラであれば簡単に手に入ると思いますので人形用でも良いと思いますね。
 

使用前のしわ伸ばしは、乾いた布を当てた上を直接アイロンが触れないように、すきまをあけてスチームを当てて アイロンがけなどをしてあげると綺麗になります。