初めまして。

埼玉県幸手市にある大宮歯科医院の院長、大宮聡一と申します。

患者さまに歯科に関する情報発信を行いたいと考え、ブログを開設いたしました。

よろしくお願い致します。

 

第1回目は「ミラー」について書きたいと思います。

歯科治療に欠かせない道具のひとつ「ミラー」です。

みなさまも歯科医院や歯科検診などで一度は目にしたことがあると思います。

一般的に直径2cmほどで柄がついたものがよく使われています。

歯の裏側や側面を観察するとき、あるいは歯や歯ぐきを見るために唇や頬粘膜を引っ張るためにも使います。

 

毎日当たり前に使っているこの「ミラー」ですが、実はとても重要です。

ミラー表面は傷つきやすく、もし表面に傷や汚れがついているとよく見えないため正確な処置ができなかったり、処置に時間がかかったりしてしまいます。

当院では使用済みの器具は洗浄→滅菌という処理をしてきれいにするのですが、他の器具とぶつかって傷つかないようミラーだけは別にして洗浄をしています。

スタッフにも「ミラーはVIP扱いで」と伝えています。

 

当院で使用しているミラーには通常のミラーに加え、表面反射タイプというものがあります。

通常のミラーは像が二重になってしまうのですが、表面反射タイプでは像が二重にならないため、ルーペ (拡大鏡)やマイクロスコープを用いた精密な治療に適しています。

ただし表面反射タイプはより傷つきやすく、コストも通常の数倍かかるというデメリットもあります。

 

↑写真左端は通常のミラー、右の二つは表面反射タイプです。

右の二つはミラー自体は同じものですが、右端のものは下顎の奥歯が治療しやすいように角度を曲げてあります。

 

ミラーは歯科医師、歯科衛生士の「目」の代わりと言っても過言ではないので、その選択や管理にはかなり気を使っています。

 

次回は「ミラーテクニック」についての記事を書きたいと思います。