Randonneur旅日記

Randonneur旅日記

みみ爺が愛車Randonneurであちこちをうろうろします。

 ここは西武池袋線の飯能駅から近い場所にある入間川に架かる割岩橋だ。

 

 

 橋の上から眺める飯能大河原だ。朝が早いからだろう、広い河原にひとのすがたはなかった。

 

 

 さてみみ爺は有間ダム・名栗湖を目指すんだ。

 入間川左岸の車の多い県道70号線ではなく、南側右岸の比較的静かな道を行くことにした。 

 時折眺められる入間川の流れがきれいだ。

 

 

 
 

 どうしても県道を走らなければならない場合、細い脇道を見つけるとそちらへ入っていく。県道の車を避けるためもあるが、土地の人々の生活感がある道が好きだから。

 県道以外に道がなくなると、追い越していく車のスピードが気になる。それで、歩道があるところでは歩道を走る。さいわい70歳以上の高齢者の自転車はは歩道を走ってもいいそうだから。

 道は上っているのかいないのかわからない程の勾配だがずっと上り基調だ。

 

 ようやく有間橋まで来たよ。ダムはもうすぐだ。 

 

 

 龍泉寺という曹洞宗のお寺があった。

 

 

 

 大きな聖観音像がある。年月を経た青銅色がいいね。

 

 

 龍泉寺を過ぎるあたりから坂道の勾配がきつくなった。12~13%くらいはありそうだ。この激坂は1キロほど続く。半分ほど上ったところでみみ爺は歩くことにした。もう無理はしない。この坂のようにきつい坂は歩くに限る。

 

 名栗湖に着いた。きれいだ。晴れていたらもっときれいなんだろう。予報では朝から晴れのはずだったが。

 

 

 このダムの堤体は自然石を積み上げて造られたロックフィルダムというそうっだ。

 

 

 上ってくる途中、湖の北側を走る道が工事中のため通行止めとの表示が出ていた。湖は一周できないのか。

 ダメもとで行けるところまで行ってみようと思いペダルをこぎだした。

  工事現場まで来ると作業員が誘導してくれてそこを通ることができたよ。振り返って見るとかなり大規模な工事だった。

 

 

 ダム湖の南側へ渡る赤い橋が見えてきた。

 町で家の門前を掃除していた女性に尋ねたら

「あの道はクマが出ているよ」と。

 それで耳爺は念のためクマよけ鈴をつけることにした。静かないい音色の鈴だ。こんな優しい音色でクマが寄ってこないのだろうか。まあ、人がいるぞとクマに教えるという意味の鈴なのだろうが。

 

 

 橋を渡って進むと「幅員せまし」とあったが、さほど狭くもなくまた石ころもなく走りやすい道だ。 

 北側を向いている擁壁は緑の苔に覆われていていい雰囲気だ。静かでいい道だ。

 

 

 

 対岸に先ほどの工事現場が眺められる。

 

 

 「有間の湧水」を過ぎて、湖が南へ深く突き刺さるように伸びた先に黄緑色の橋があった。白谷橋というのだろう。棒の折山登山口のある場所だ。

 

 

 橋を渡ると間もなくダムの天端道へ戻ってきた。湖の南側の道はいい道だった。一周はあっという間だったが楽しかった。

 青空が見えてきた。

 

 

 来るときは道が上っているとは気づかないくらいだったが、それでも上っていたことは確かで、その分帰りは下る一方で楽だ。帰りが楽なのはいいなあ。

 

 

 飯能の町が近づいてきた。

 小さな岩本という集落を過ぎたとき、ふと左目の片隅に何か気になるものが通り過ぎる感じがあった。戻ってみると川のほうへ下る細い道の細い石段の先に赤いつり橋があった。気づかずに通り過ぎるところだったが、思いがけず素敵なつり橋を見つけて、なんだかとても得した気分になった。

 このつり橋の県道側からの入り口には延命地蔵尊の石仏があるそうだよ。

 

 

 

 つり橋の上からの入間川の眺めだ。

 

 

 

 割岩橋まで帰ってきた。河原は朝には人の姿がなかったが、今は人でにぎわっている

 

 

 飯能から自宅まではまだ10数キロ走らなければならない。

 みみ爺は77歳だ。今日の旅は77歳になって初めての、比較的長距離のサイクリングだ。一ヶ所だけ激坂はあったが、みみ爺の好きな林道を走るサイクリングではないので疲れはそれほどでもない。

 名栗湖の周りを走る道は走りやすく、景色も雰囲気もよく、いい道だった。

 午後からは天気も晴れてきて、楽しい1日だったね、みみ爺。さあ、うちへ帰ってビールでも飲もう。

 

 ところで、クマには会わないで良かった。