吉野院長のつぶやき その㊷ FB記事からの紹介

 

18時間前 · 

【吉野院長のつぶやき その㊷ 子供はあらゆるものを親から奪う。お金・時間・娯楽・趣味・体力…。だから出生率が低下し、人口が減っているというのだ。一方、親は子供にあらゆる物を与えられる、と考える者もいる。お金・時間・趣味・体力…。そして、子供が増えれば増えるほど、与えられる量も種類も増える。子供をペットと言い換えても良いし、従業員と言い換えても良い。ただし、その為には与えるだけの自分の器を大きくし続けなければならない】先日、ある会合で医局時代の同期と話をした。『吉野は従業員何人いるの?おれなんかさ、7人でもいっぱいいっぱいだよ。よしのは20人くらい?』まあ、全ての会社の従業員をいれたら200人以上になるし、最大では300人以上のときもあった。だから私がエライとか器が大きいとかいうのではない。人間とは追い込まれて器を大きくするものだからだ。そう、追い込まれる、奪われるのが先だ。そして、いつかそれを『奪われるのではない、与えるのだ』と気が付いたときに、自分の器を大きくする努力を始めるのだ。これは、親になってから子供を産むのではなく、子供が生まれて初めて男から父になるのと同じだ。

初めての子供では誰でも本当に苦労する。だから『一人でも大変なのだから、二人目なんてとんでもない。うちは一人っ子でよい。そもそも、子供のせいで趣味もできないし、遊びもできない。』と思うのだ。

ところが、二人目が産まれてみると、確かに最初はエライ苦労だ。なにせ、ウンチは漏らすし、泣きわめき、いつ寝るのかもわからない生物が倍になるからだ。

そして、いつか第一子が第二子の面倒を見始める。すると、子供同士で助け合うから、親が楽になる瞬間が現れるのだ。

その後はむしろ、一人っ子より兄弟が多い方が親は楽になるのだ。

ペットが正に同じだ。

うちにも子猫が5匹いる。最初の猫のサクラは、完全に人間が育てた。次の2匹3匹目のモミジとヒマワリは、お互いに助け合いながら育ったので、あまり手はかからなかった。次の5匹は完全に母猫が育てるどころか、犬のノリちゃんまで育てた。

たしかに、ウンチやオシッコをそこら辺にする、あるいは子猫に嫉妬した犬猫が赤ちゃん帰り現象をして、一時はテレビの裏や布団の上、枕、わたしの鞄の中にまでウンチ・オシッコをされて、家中どころか、私自身まで猫のオシッコ臭い時期があったのは確かだ。

でも、それはどんなに長くても3か月。

人間なんて、自分で立って歩いて下の世話もしなくて良くなり、一人で食べるようになるのなど3年以上必要だ。

会社も同じ。

最初に設立するときは、本当に命懸けだ。

育児と同じように、わたしも便所掃除も床掃除もなんでもやった。

ところが、法人設立が2回目、3回目になればなるほど、規模も大きく、従業員も増える。

そして、わたしの仕事は、実働という体を動かす仕事から、システムを作るという思考の方が多くなる。

従業員だって、最初は自分より年下の人を選ぶが、そのうち自分より年上や地位や名誉も高いひとが従業員になり始める。

青年から父親の自覚ができて親に成長するように、創業者から経営者に成長し、器を広げていくのだ。

器が大きければ、ネコがオシッコしても怒らない。いつか、必ず親猫になるからだ。

同様に、多少出来の悪い従業員がいても、創業者は怒りあたるが、経営者はじっとその従業員が成長するのを待つ。

あいつが悪い、こいつが馬鹿だ、あいつさえ居なければいい、という人間は器が小さい。

どんな人間も必要で、無駄な命などどこにもない。

親が子供を育ててやった、誰のカネで生きているのだ、という親がいないのと同じように、ペットに誰のおかげで食べているのだ、という飼い主が居ないのと同じで、従業員が俺の稼いだカネを奪いやがってと経営者は言ってはいけない。

従業員の皆さんは、経営者であるあなたからお金や時間を奪っているのではない。

創業者で経営者である、あなたの夢である社会奉仕事業を手伝ってくれる、我が子のようなものだ。

人口増加時代とは、戦後のように政治もお金も生活も理不尽の塊だ。パワハラセクハラなど当たり前。国家のために特攻にもいかなければならなかった。だから、自分の器を大きくしなければ生存できなかった。

そう、死なないために国民一人一人が器を大きくしたので、高度経済成長したのだ。

人口減少時代とは物質的に豊かな時代だ。理不尽な事は極めて少ない。特攻は勿論、パワハラですら厳禁だ。

なので、自動的に精神的な器は大きくならない。

器が小さければ小さい程、自分の時間やお金を独占出きるが、その時間そのものは少なく、金額も微々たるものだ。

そう、だから人口減少時代に生き残るには、自分自身に理不尽を課して器を大きくできる人間だけだ。

 

 

編集後記 頑張ることを楽しめる自分にならないと!!

 

 

サイバー空間情報局。   発行者 感謝教教祖 高澤 光夫