【霞台厚生施設組合議会管外行政視察】 

○家電リサイクルの最先端企業を訪問視察

霞台厚生施設組合議会(石岡市・小美玉市・かすみがうら市・茨城町3市1町での広域ごみ処理)で北海道エコリサイクルシステムズ株式会社(北海道苫小牧市)を訪問いたしました。

 北海道エコリサイクルシステムズ株式会社は、株式会社日立製作所と三菱マテリアル株式会社の合弁会社として設立され、平成13年4月1日施行の特定家庭用機器再商品化法、いわゆる、家電リサイクル法における再商品化工場として操業を開始、また、資源循環型社会の構築を目的として、経済産業省が推奨する「エコランド北海道21プラン」の第1号施設でもあります。

 

◇家電リサイクル(エアコン・冷蔵庫・テレビ・洗濯機)他、OA機器等リサイクル

 手分解と高度な機械自動選別により、高品位な資源創出と有価物の回収を行っています。更に独自開発の「入出荷管理システム」や「フロン管理システム」など、最新の操業管理システムを積極的に導入し、コンプライアンスの徹底に努めているとのことです。

 また、家庭やオフィスからの廃棄OA機器等のリサイクルも行い、家電リサイクルで培ったノウハウを活かした高度なリサイクルを実践しています。

 

 

 

 

今視察から、

広域ごみ処理行政としての家電リサイクルとの係わり方についての一考察

 

現状は、

○家電リサイクルについて、製品の高品質化に比例し、資源リサイクルにおける作業工程も複雑多岐にわたり、高度化が求められている。

○今後、販売店の買い替え需要に代わりネット通販の需要が伸びていく傾向と考える。

○リサイクル廃棄処分に関する手続きが煩雑化している。

R6年度の「資源リサイクルカレンダー」より

 

これらを踏まえ、

○地域住民が、ごみ処理施設に持ち込むだけで、リサイクル手続きのワンストップ対応が可能となれば、①地域住民の利便性向上に繋がり、②不法投棄防止対策にも寄与するではないか?

○霞台厚生施設組合旧施設解体後の敷地利活用として、家電リサイクルの中継基地としての役割・機能について、「行政と民間の役割分担」「地域住民の利便性向上」「不法投棄防止対策」各々の視点から調査・研究を重ねるべきと考えます。

 

霞台厚生施設組合 霞台クリーンセンターみらい

霞台厚生施設組合 旧施設の解体

 

茨城空港を利用

茨城空港発 新千歳空港行

 

帰路 搭乗時間までの間、空港ターミナルにて

新千歳空港

新千歳空港国内線ターミナル

大空ミュージアムを発見

新千歳空港国内線ターミナル4階の展望デッキから

 

茨城空港へ到着