議員は、住民から直接公選により選ばれています。したがって、調整統合された議員の一言一句は、「住民の意見」であり、「住民の声」です。

 

議会の責務は、執行権を持つ「市長」と議決権を持つ「議会」が、緊張関係を保ち、市政をより良い方向へと導くことであり、社会が多様化する中、市の施策・事務事業に対して様々な角度から議論する役割が議会にはあります。

 

それゆえ、議会には、多様な民意を集約し、反映させていく過程において、議員全員が、それぞれの意見を尊重した議論の下に、合意形成を図って行くことが求められます。

 

また、議員個人が努力を重ね資質を高めても、それを活かす環境が無ければ、議会に求められる充分な成果は出ません。

 

住民全体の利益のため、議員が公正・公平に、その権限を行使し、各々の意見を尊重した熟議を通じて、偏らない住民全体の統一的意思にまで高められるか否か、これが「成熟した議会」への分水嶺となります。

 

議会の構成員たる議員は、住民から直接公選により選ばれます。

政治に無関心でも、無関係ではいられません。

 

 

 

物事の仕組みをつくっても、それを使いこなす、また、チェックするのは人です。

だから、その道に精通した人材が必要となるのです。

2016年7月26日 佐賀県伊万里市議会議会運営委員会の皆様が、小美玉市議会を視察に遠方よりお越しくださいました。当時、議会改革推進特別委員会委員長として「本市における議会改革への取り組みについて」小美玉市議会基本条例の特徴と制定のプロセス、議会改革への取り組みについてお話しをさせていただきました。

2017年2月9日 群馬県みどり市議会議会運営委員会様の視察対応での説明中「議会改革は手段である」ことをお話しさせていただきました。

2017年2月22日 青森県三沢市議会様の視察対応にて、小美玉市議会の議会改革への取り組みを議会改革推進の担当委員長としてお話しさせていただきました。

 

 

2016年8月に開催された議会報告会の模様

議会改革担当委員長として議会報告会を立ち上げ、前へと進めました。