耳元や首筋にキスをされて

思わず声が上がってた




恥ずかしさと同時に

ピクッと反応してしまう




身体は正直で

一瞬にして硬直した私の変化を

臣くんはすぐに感じ取った




臣「いやっ、、、ごめん…

      そのぉーっ、、俺…」




私のリアクションに
突然ハッとなって
身体を離す…



ミサ「ご、ごめん…」



臣「お前が謝る必要なんてねーよ!
      俺ちゃんと分かってるから…」



ミサ「でも、、、せっかくこんな
          素敵なとこ連れてきてくれたのに…」


臣「別にそんなつもりで
      連れてきたわけじゃないから」


ミサ「分かってる…
   分かってるけど…」


臣「そんな顔すんな!
       俺、別に焦ったりしねーよ?

      お前さえいれば本当に十分だから!!
      何度も言わせんなってw」



落ち込みそうになる私に
彼は精一杯の笑顔を浮かべた



そしてそっと私の手を取って
優しく握りしめた



臣「あっ、でも、、、
      一つだけやりたい事あるんだけど😁」


ミサ「えっ?何?!」




そういうと
私をソファーの角に座らせて
私の足に頭を乗せた



気持ちよさそうに
横になってリラックスして
目を閉じる



私は思わず髪に触れ
頭を撫でた…



臣「あぁ、やっぱこれめっちゃいい!!
      めちゃくちゃ癒される照れキラキラ


ミサ「こんな事でいいの?」


臣「こんな事って、、、
      めっちゃ贅沢じゃんキラキラ


ミサ「フフッ…
          臣くんは甘えん坊さんですねピンクハート





スー、スー



少しすると
小さな寝息が聞こえてきた



毎日スケジュールも
ビッシリで
本当に休みなんてほとんどない



体だって絶対疲れてるよね…



それなのにようやく
出来たお休みで
こうして私との時間を
作ってくれる



外ではたくさんの事を求められて
きっと毎日凄いプレッシャーと
闘っているんだろうな…



日々努力を惜しむことなんてなくて
責任感と重圧の中で
一つ一つ結果を残していく



所詮、私なんかには
想像も付かない



私にできる事はないのかな?



こんな事で少しでも癒せるなら
いくらでもやってあげたい



弱音だってたくさん吐いて欲しい



カッコ悪い臣くんを
ダメダメな臣くんも
もっともっとたくさん見たい…



愛おしすぎる寝顔を見つめながら
そんな事を考えていた